予選、準決勝を2着2着で勝ち上がった南。「連日、前に恵まれたし、展開がよかっただけですよ」と謙遜していたが、直前も優出を決めており上昇気配。

「でも、1か月前と比べたらだいぶ感じは良くなった。前開催くらいかな」とのこと。好調の秘訣を聞いてみると、なんと121期の福田要の存在があった。

「福田君とはあっせんがずーっと一緒でね(4月から4場所連続でレースも一緒)。離れてしまって…どうしようもないっていうレースが続いていたんだけど、『どんな練習しているの？』って聞いて実践してみたらよかった」

「実践した期間？ 自分は天才肌みたいでね(笑)。5日くらいかな。軽ギヤで神経系に効くような感じ」と笑顔を見せた。

　決勝は初日同様に米村光星の番手。上昇気配の南の走りには今後も注目したい。(アオケイ・宮本記者)