2023/04/15(土) 15:45 0 2
玉野競輪のミッドナイト「アプリもおすすめチャリロト杯(FII)」は16日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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前期のS級でも負け戦を中心に7、8勝している地元の畝木聖。ダッシュはピカイチだし、カマシ・捲りは強烈。これで組み立ての上手さとロングスパートも出来る様になれば、S級上位でも通用する。A級に落ちた今期は意外にも、優勝は前走の久留米の1回のみ。これは不思議であるが、今回の地元戦は完全優勝がノルマだ。番手は中国ラインで清水裕友の師匠でもある國村洋。1着は少ないが降級後の今期は一度も決勝を外していない。安定感はあり、畝木聖に抜きはなくても離れもないだろう。
淡泊さのある大西祐だが、A級戦なら真っ向勝負でも勝てる。位置取りより自分のタイミングを大切にする選手で緩んだところから行くスタイル。中団に固執せず、取れた位置から一気にスパート。番手回りは得意ではないが、復調している先行タイプの戸田康平と一緒なら援護役に徹する。今節は中四国ラインは別線になりそう。
東日本の遠征勢は山本健也が安定している。人の後ろを回るケースが多くなっているが、南関の強力先行が不在。関東も手薄で北日本の双子レーサーの金澤竜二と連係する。これは、吉田勇人にも同じ事が言え、東日本勢の折り合いも鍵となる。メンバー的に、金澤竜二も優勝候補のひとりで、先行テクニックはかなりある。
九州は西田大志が点数を持っているが、九州の大砲が不在。好位から脚を溜めるレースが基本だ。
予選からのメンバーでは、オタクキャラで人気ある玉村元気、何故かSNSの世界では超有名人の爲田学に注目したい。
チャレンジは121期の新人が4人参戦。坂田康季、河崎正晴、米村光星、福田要と全員が九州の選手。坂田康季は前走のいわき平で完全優勝し上昇機運、河崎正晴はここ3場所で優勝が1回で準優勝が2回と乗れている。米村光星は昨年12月に1回だけ優勝しているが近況の数字は不満。福田要も昨年10月の武雄で優勝も、その後は目立ったヒットはない。熊本の河崎正晴が優勝候補の筆頭で、同県米村光星はマークに回りそう。