2023/04/01(土) 23:15 0 4
玉野競輪「九州スポーツ杯争奪戦(FI)」は3日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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FIの7車のレースなら吉田有希がシリーズリーダーとみたい。Gの付くレースになると苦しんでいるが、前回の別府ウィナーズカップは2着、2着で勝ち上がり準決に進出。
58万円車券のアクシデントのあるレースで不発に終わったが、最終日は捲りで1着を取っている。基本は先行勝負だが、狙っての捲りも覚えてきた。
番手は栃茨ラインで雨谷一樹。タテ型の選手であり、車間を切って、吉田有希をアシストする。
四国ラインも強烈で太田竜馬は、玉野競輪場のバンクレコードホルダー。ややスランプ状態だが、走る度に良くなっている。
太田竜馬のスーパーダッシュに離れる可能性もあるが、香川雄介は離れてからもリカバリー力がある。高知全日本選抜の勝ち上がりでも、そのケースがあった。
九州は山田庸平が欠場となり伊藤颯馬が追加で入った。番手は園田匠だが、7車は苦手と公言している。まだ吉本卓仁が自力脚を残しており、伊藤颯馬、吉本卓仁、園田匠の並びも考えらえる。
南関は根田空史が先導役を務めるが、この時期は花粉症に苦しんでいる。松谷秀幸と佐々木眞也の兄弟弟子コンビが穴を出すかも。
北日本ラインは齋藤登志信が前走の高知で優勝。菊地圭尚と共に木村弘の仕掛け次第。
注目の一人が神山雄一郎。900勝にリーチが掛かってから、足踏み状態だが、ここで決めれば、俄然、玉野競輪場が注目される。
A級戦は地元の山本奨に期待したい。3場所前の地元戦は決勝5着だったが、特選2着と準決勝1着の内容が良かった。
中四国の自力選手が手薄で今回は三日間、自力の番組になりそう。ハコを回るのは中四国ラインでタテ型の蓮井祐輝だ。