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【春日賞争覇戦】通算100勝を達成した土生敦弘「いい時と比べたらまだ2、3割」

2023/02/03(金) 17:30 0 4

奈良競輪「開設72周年記念・春日賞争覇戦(GIII)」は3日に2日目を開催した。4R選抜を制した土生敦弘に話を聞いた。
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「焦らずに治します」と話す土生敦弘

 後方からの7番手まくりが決まり節目の通算100勝を達成した。

「去年のうちには決めたかったですね。夏場から長い距離を踏みだしたこともあって、差されることが多かったので遅れました」

 昨年12月の立川最終日に落車し右鎖骨を骨折したが、すぐに手術を行い年初の和歌山記念から復帰した。ただ、鎖骨骨折は初めての経験とあって向き合い方に戸惑ったようだ。「和歌山を走ったけど、やっぱり痛くて次の京王閣は休みました。今も痛みはありますね」とレース後も、しきりに右の鎖骨部分を気にしていた。

 この日のレースも「いつもなら長い距離を行けたけど、まだそこまで脚が戻っていないから」とちゅうちょし、踏むタイミングを逸して残り半周からの仕掛けとなった。

「いい時と比べたらまだ2、3割」とまだまだ回復途上と言ったところ。だが、今期はまだ始まったばかり。慌てることはまったく無い。

「焦らずに治します。来期の小松島記念ぐらいまでに万全な状態に戻せれば。小松島ってタイムが出るし、すごく好きなんです。何とか走りたいです」

 来期7月の初旬に小松島記念がある。あっせんが入るか否かは別として、明確な目標を掲げる事がモチベーションアップとなるのは間違いない。(netkeirin特派員)

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