2022/09/06(火) 21:15 0 2
予選は目標の才迫開が後方に置かれるが、中団の水谷好宏に踏まれる前の絶妙なタイミングで才迫が巻き返した。その動きに乗って見事に差し切って1着となった。
「400勝してから4か月ほど1着がなかったから本当に嬉しいですよ」と安堵したかのような笑みで話す。
前検日には「最近はセッティングなどどうもしっくりこなくて、どうすればいいのか分からず迷子のような状態になっている」と話していたが、この1勝でモヤモヤが吹き飛んだ感じだ。
「今日は開(才迫)の番手で差せたけど、これが苦しい展開を凌いで絡めるようになったら本物なんだけど。ただ、方向性としては合っていると思うのでこのままのセッティングでやっていこうと思います」。
長い不調の中にあってようやく一筋の光明が差した感じの三宅だが、この1勝によって潮目が変わるかも知れない。(アオケイ・真島記者)