2023/11/30 (木) 18:00 85
ガールズケイリン・児玉碧衣選手のコラム。今月は、11月21〜23日に行われた競輪祭女子王座戦を振り返ります。まさかの初戦敗退という悔しい結果を受け、どう思ったのか。赤裸々に心情を明かします。
ーー11月4日から出走予定だったいわき平の病欠は腰痛が原因だったそうですが、状態はどうですか?
腰に少し違和感があったので、大事をとって欠場しました。競輪祭の時も今も、全く違和感はありません!
ーー競輪祭はトーナメント初戦敗退という大変悔しい結果でした。
そうですね…これが今の私の力だと思います。
弱すぎてびっくりしました。みんなはどんどん成長していって強くなっているのに、私はその場で止まってるなと感じました。いやー久々にメンタルへし折れましたね(笑)。私は切り替えが早いので大丈夫! と思っていたけど、自分が思ってる以上に相当悔しかったのか、夜まったく眠れませんでした。切り替えられなかったですね。そこも自分の弱いところだと思います。
いわき平を欠場してレース感覚が40日も空いて、練習の感覚はよくてもレース走らないとこんなに違うんだなとも感じました。レース脚はレースでしかつかないから、当たり前ですよね…。私はレース感覚が空くとだめだとわかったのでまあそこは良かったのかな。
ただ本当に悔しかったし、応援してくれるお客さんに申し訳ない気持ちです。とにかく自分の今の弱さを受け入れて練習するのみですね! 頑張ります!
ーーいよいよ来月はグランプリ。残り1か月、どう過ごしますか?
とうとう来ましたね、グランプリ! 1年というものはあっという間ですね。
女子王座戦の決勝戦をみたらもう俄然燃えてきたというか、けつに火がついたというのはこのことだなと。さっきも言った通り練習するのみです!!もうそれだけです。
モヤモヤで終わったので最後は優勝してスッキリ笑って終わりたいです。
児玉碧衣
福岡県大野城市出身、108期生のガールズ選手。2015年に松戸競輪場でレースデビュー、初勝利。2018年8月にはガールズケイリンコレクションいわき平ステージ・ガールズドリームレースでビッグレースの初優勝を経験し、同年11月のガールズグランプリトライアルレースの優勝してグランプリの出場権を得た。初出場でガールズケイリングランプリ2018のタイトルを獲得すると、2019年、2020年も優勝し、グランプリ史上初の3連覇を達成。3年連続で賞金女王となった。好きなアーティストは倖田來未。