netkeirinをご覧の皆さん、金子貴志です。紅葉が美しい季節ですが、いよいよ寒くなり冬本番に近づいてきましたね。この季節、体調管理にはくれぐれも気をつけましょう。

　さて今回ですが、豊橋競輪場でキッチンカーを出店している輪蛸(わだこ)さん、山田二三補さん、白井一機さんと一緒に愛知県豊田市にある住宅展示場「MATSURIBA(マツリバ)」に行ってきた時のことを書こうと思います。久しぶりのYouTube撮影でしたが、とても良い体験になりました。

大人も子どもも1日楽しめる場所

「MATSURIBA」は住宅展示場でありながら、トレーラーショップや遊具、縁日、イベントなどが目白押しで大人も子どもも１日楽しめる場所です。トレーラーショップ前にはタープが張ってあり、キャンプの雰囲気の中で飲食ができました。

　その隣には所ジョージさんの「世田谷ベース」的な、大人の遊び心が詰まった家もありました。ガレージに趣味の物を並べることができ、家の作り自体もとてもお洒落でした。こういう家は憧れますね。

　一通り見て回り、トレーラーショップで売っている“焼きたてのワッフル”を輪蛸さん、山田さん、白井さんと食べさせてもらいました。このワッフル店は私の高校の後輩が経営しています。スイーツが大好きな山田さんは、とても満足そうでした。焼きたてのワッフルの味はもちろん美味しかったです。カフェも綺麗でお洒落。飽きることがない場所です。

　最近ではやっとコロナによる規制も落ち着いてきたので、街も元の活気ある状況に戻りつつありますね。皆さんも機会があればぜひ「MATSURIBA」に遊びに行ってみてください。

競輪選手も競輪関係者も新しい競輪場を創っていきたい

　この日は久しぶりの撮影だったので山田さん、白井さんは少し緊張した様子でした(笑)。でもいざ始まれば、家を見たりワッフルを食べたり楽しく撮影ができました。大勢の人が楽しんでいる様子は輪蛸さんにとって凄く勉強になったみたいです。

　輪蛸さんは豊橋競輪場でキッチンカーを運営する一方で、競輪場の外にも出て行き、街中で競輪や競輪選手をPRしてくれています。競輪を知らない人たちが集まる場所でもキッチンカーの前に私のYouTubeチャンネル「カラフルスタイル」の立て看板も設置してくれています。

　もともとキッチンカーは選手たちで切り盛りして「競輪場を盛り上げよう！」と計画していたのですが、豊橋競輪場の食堂を運営している「ニュー八千久」さんが「キッチンカーならウチがやるよ！」と手を挙げてくれて「輪蛸」が誕生しました。選手と一緒になって競輪場を盛り上げようとする姿勢にいつも感謝しています。同時に仲間意識も芽生えており「熱い人だな」と嬉しくなります。

「MATSURIBA」のような場所に行くと、家族全員が楽しめるお祭りのような雰囲気がいかに大切かがわかります。競輪場で1日中レースだけを楽しむのは「お父さん」なら大丈夫かもしれません(笑)。ですが、お子さんはなかなか厳しいはずです。

　だからこそ競輪場で競輪以外のことを楽しめる空間を作る必要があると思います。今回「MATSURIBA」で遊んでみて、改めて色々考えてワクワクしました。競輪場も時代とともに変わらなくてはいけません。「大人も子どもも1日楽しめる場所」こういった雰囲気を競輪場でも再現できたらいいなと面白いアイディアがあれば実現に向けて一歩一歩取り組んでいきたいと思います。

新しい競輪場といえば玉野競輪！

　すでにご存知の方も多いと思いますが、岡山県の玉野競輪場は敷地内にホテルもあり、部屋からレースを観戦できるようになりました。大人だけでなく家族で楽しめるアミューズメントパークみたいな雰囲気のある競輪場なので、今後こういった競輪場が増えればいいなと期待しています。今まで競輪場へ足を運んだことがない人も気軽に遊びに来れる環境があると嬉しいですね。

　コロナの影響で無観客開催や入場制限が設けられてきた競輪ですが、徐々にコロナ禍以前に戻ってきているように感じます。これからも一人でも多くの人に競輪の素晴らしさを知ってもらうために、輪蛸さんとコラボしながらYouTubeでもさまざまな情報を発信していきたいと思っています。そして一人の競輪選手として、白熱のレースに興奮してもらえるように日々精進していきます。

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