2022/05/22 (日) 12:00 1
宇都宮競輪場で開催されている「ワンダーランドカップ(GIII)」の決勝レース展望をお届け! 決勝は16時30分発走予定。
函館ナイター記念は瓜生崇智のVで幕を閉じた。前回は瓜生Vをこの妄想先取りコラムで取り上げたが、展開はドンピシャ(^o^)/だが、2着郡司浩平で痛し痒しに…! まあ、良しとすっか!
さて宇都宮の話題に行こうか。宇都宮と言えば餃子。餃子と言えば宇都宮。これが代名詞だよね! 最近では少しランキングを落としてるようだが、まだまだ知名度は断トツだ。競輪も断トツの知名度はレジェンド神山雄一郎しかいねーべ。
また、今のドがつく先行といえば眞杉匠。記念で忘れてはいけないのはSS班になるけどね! そのSS班は松浦悠士、古性優作、宿口陽一、吉田拓矢が参戦だ。
久しぶりの現地入りでオレも心なしか武者震いが…! 場内はご当地名物の餃子や選手会ブースなど、いろんな催し物やイベントで、さしずめお祭り気分だ! この雰囲気は本場ならでは! 地元ファンの応援が伝わり、タマゲタ事に地元選手全員が二次予選へ進んだ。こりゃ盛り上がりはハンパねー! 今回の主役はSS班なのか、層の厚い関東勢なのか?と想いを巡らせていたが…!
準決勝10Rは酒井雄多の逃げで大槻寛徳に展開が向いたが、取鳥雄吾に乗った松浦悠士が突き抜けた。勝利者インタビューでは「絶好調」宣言まで飛び出したぞ。
11Rは人気の古性優作が中川誠一郎の逃げをまくれず不発。中本匠栄が差して九州ラインが上位独占だ。12Rは人気の決着、眞杉匠がまくりヨシタクが差した。
まずは並びから見ていこう。地元優先で⑤眞杉匠-⑧金子幸央-①吉田拓矢で折り合った。③松浦悠士-⑦小倉竜二の連係実績豊富な中四国に単騎は④大槻寛徳。九州勢は⑨中川誠一郎-②中本匠栄-⑥坂本健太郎となっている。
地元が前を取れば松浦は中団。準決勝同様に中川が押さえて松浦は切り替える。眞杉が突っ張りでも松浦は中団。絶好調宣言の松浦に死角は見当たらない。松浦-小倉が大本線と見る。眞杉に飛びつきとなれば、松浦=眞杉で決まりだろう。
それでは妄想に入ってみよう。はてさて、眞杉の男気先行で金子とヨシタクの直線勝負①=⑧ぐらいか!?とも思ったが! そうだ! このレースは『バンクレコードホルダー』の中川がいる。前がもつれにもつれたら…? へへへ(*^^)v
中川誠一郎バンクレコード更新の大まくりでV! 中川の番手中本、眞杉、松浦の2着争い⑨-②③⑤だべ! 今回の妄想をさらに深めれば“バンクレコードのおまけ付き”で〆ってのはいかが!?
吉井秀仁
Yoshii Hidehito
千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。