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全プロとは? 競輪選手が本気で挑む自転車競技の頂上決戦の魅力と見どころを解説!| 全日本プロ選手権自転車競技大会2025

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「全プロ(全日本プロ選手権自転車競技大会)」とは、競輪界の精鋭たちが一堂に会し、年間で唯一、自転車競技でその技を競い合う特別な大会です。2024年は5月26日(月)に青森競輪場を舞台に開催され、多くの競輪ファンが注目しています。「全プロ」とは何か?その魅力や見どころを、この記事でわかりやすく紹介します。

(撮影:北山宏一)
(撮影:北山宏一)
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  1. 全プロとは?
  2. 全プロの歴史
  3. 全プロの出場資格
  4. 全プロの正式種目
  5. 種目ごとの出場する予定選手
  6. 間違えやすい全プロ記念競輪

全プロとは?

「全プロ」は、「全日本プロ選手権自転車競技大会」の略称で、日本国内における自転車競技の頂点を決める年に一度のビッグイベントです。普段は競輪で活躍する選手たちが、この日ばかりは“自転車競技”の本格的な種目で真剣勝負を繰り広げます。

競技はケイリンやスプリント、パシュートなど、迫力ある7種目。スピード、駆け引き、戦略がぶつかり合う熱い戦いは、競輪ファンはもちろん、スポーツファンの心をも魅了します。

全プロの歴史

2024年寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(撮影:北山宏一)
2024年寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(撮影:北山宏一)

「全プロ(全日本プロ選手権自転車競技大会)」は、もともと世世界選手権自転車競技大会のプロフェッショナル部門選考大会の日本代表選考を目的として始まった大会です。1982年からは、現在の「短期登録制度」のもとで来日していた外国人選手も出場するようになり、競輪選手が純粋な“自転車競技”に挑む大会としてのスタイルが定着していきました。

しかし、1993年にトラックレースが“オープン化”され、プロとアマの垣根がなくなったことで、全プロで好成績を収めても、世界選手権の代表に直結しない仕組みへと移行。その結果、大会の存在意義が一時的に薄れる時期もありました。

そうした中、寬仁親王のご意向により、「寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)」の出場選考対象大会として再び位置づけられ、全プロは競輪選手が本気で臨む意義ある大会として再評価されるようになりました。

現在の全プロは、「寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)」への出場権をかけた重要な選考大会となっており、出場資格は競輪選手に限定されています。ただし過去には、ロードレース部門の実施や、オリンピック代表選考を兼ねた大会となったこともあり、その際には競輪以外の選手が参加するケースも見られました。

※2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から大会が中止となり、それに伴い『寬仁親王牌』の選考基準も特例として変更されました。大会の歴史においても特異な年となりました。

全プロ出場資格

(撮影:北山宏一)
(撮影:北山宏一)

全プロに出場できるのは、全国8地区(北日本・関東・南関東・中部・近畿・中国・四国・九州)で行われる「地区プロ選手権」で優秀な成績を収めた選手のみ。
まさに、各地のトップが一堂に会する“精鋭たちの舞台”です。

全プロの正式種目

全プロの正式種目は全部で7種目あります。

・スプリント
・チームスプリント
・4km個人パーシュート
・4kmチームパーシュート
・1kmタイムトライアル
・ケイリン
・エリミネイション

種目ごとの出場する予定選手

間違えやすい全プロ記念競輪

2023年スーパープロピストレーサー賞を勝った古性優作(撮影:北山宏一)
2023年スーパープロピストレーサー賞を勝った古性優作(撮影:北山宏一)

「全プロ」と聞いて「競輪のレースにもそんな名前があったような…?」と思った方、正解です!

実は、2025年5月24日(土)・25日(日)の2日間、青森競輪場でF2レース「全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」(通称:全プロ記念競輪)が開催されます

このレースは、「全日本プロ選手権自転車競技大会」の直前イベントとして行われ、S級1班の上位90選手が集結。
「スーパープロピストレーサー賞」「ワンダーステージ」「ダイナミックステージ」といった豪華種目がラインナップされ、SS班選手をはじめとするトップクラスの選手たちが火花を散らします。

まさにビッグレース級の熱戦が繰り広げられる2日間。競輪ファン必見の注目イベントです!

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