1月1日から4月1日までに生まれた人を日本では“早生まれ”と呼んでいます。この早生まれ、競輪選手にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。また、プロ野球選手の誕生月と比較するとどうなっているのでしょうか。
順位 | 誕生月 | 人数 |
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1 | 4月 | 246 |
2 | 7月 | 236 |
3 | 5月 | 225 |
4 | 6月 | 204 |
5 | 9月 | 204 |
6 | 10月 | 198 |
7 | 12月 | 196 |
8 | 1月 | 193 |
9 | 8月 | 189 |
10 | 11月 | 168 |
11 | 3月 | 164 |
12 | 2月 | 162 |
誕生月 | 主な選手 |
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4月 | 阿竹智史、荒井崇博、岩谷拓磨、 岩本俊介、太田竜馬、小倉竜二、 北津留翼、小岩大介、竹内智彦、 中本匠栄、村上博幸、宿口陽一、 荒牧聖未、尾崎睦他 |
5月 | 伊藤旭、大槻寛徳、神田紘輔、 菅田壱道、高橋築、福永大智、 松本秀之介、吉田拓矢、和田健太郎、 尾方真生、児玉碧衣、柳原真緒他 |
6月 | 青野将大、浅井康太、阿部将大、 稲毛健太、香川雄介、菊池岳仁、 中川誠一郎、長島大介、中野慎詞、 平原康多、山崎芳仁、渡部幸訓他 |
7月 | 稲垣裕之、犬伏湧也、井上昌己、 岡本総、柏野智典、坂本健太郎、 永澤剛、根田空史、町田太我、 守澤太志、諸橋愛、横山尚則他 |
8月 | 小原太樹、久木原洋、近藤保、 佐々木悠葵、椎木尾拓哉、隅田洋介、 東口善朋、福田知也、松坂洋平、 山田久徳、渡邉一成、太田りゆ他 |
9月 | 郡司浩平、小松崎大地、志智俊夫、 柴崎淳、杉森輝大、園田匠、 松井宏佑、窓場千加頼、三谷竜生、 南修二、吉田有希、久米詩他 |
10月 | 小川勇介、坂井洋、志田龍星、 島川将貴、高橋晋也、塚本大樹、 中井太祐、中西大、松谷秀幸、 三谷将太、吉田敏洋、坂口楓華他 |
11月 | 岡村潤、佐藤慎太郎、清水裕友、 新山響平、鈴木庸之、松浦悠士、 山岸佳太、山田庸平他 |
12月 | 石原颯、皿屋豊、鈴木裕、 中村圭志、橋本強、湊聖二、 野田源一、山崎賢人、渡邉雄太、 奥井迪、佐藤水菜、山原さくら他 |
1月 | 雨谷一樹、岩津裕介、神山拓弥、 北井佑季、桑原大志、佐々木雄一、 鈴木竜士、高久保雄介、武田豊樹、 寺崎浩平、取鳥雄吾、新田祐大、 深谷知広、山口拳矢、石井寛子他 |
2月 | 稲川翔、小原佑太、河端朋之、 古性優作、坂本貴史、佐藤友和、 谷口遼平、内藤秀久、成田和也、 伏見俊昭、眞杉匠、和田圭他 |
3月 | 伊藤颯馬、嘉永泰斗、坂口晃輔、 佐々木豪、武藤龍生、内藤宣彦、 山田英明、吉澤純平、脇本雄太、 和田真久留、梅川風子、小林莉子他 |
太字は2023年S班
人数こそ少ないものの、2月生まれにS班・古性優作、3月生まれにS班・脇本雄太がおり、競輪において早生まれはまったく不利とはいえません。さらにいえばダービーを優勝した山口拳矢は1月生まれ、オールスター競輪、競輪祭を優勝した眞杉匠は2月生まれ。全日本選抜競輪、高松宮記念杯競輪、寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントを優勝した古性優作は2月生まれですから、2023年のGIウイナーはここまで全員が早生まれという驚きの結果でした。
プロ野球においては顕著に早生まれの選手が少ないです。これは諸説ありますが、低年齢時の成長格差により出場機会が奪われる野球というスポーツの独特な特徴が影響しているのでしょう。一方競輪においては、中学、高校時代に自転車競技で活躍しそのままプロの競輪選手で活躍するケースも多いですが、競輪養成所の進化により、未経験者であってもプロの第一線で活躍する選手が多いのも事実。野球と比較しても、競輪は早生まれによる影響を受けないスポーツといえます。
競輪選手においては早生まれが不利ではない
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