第67回朝日新聞社杯競輪祭G1(3日目)レポート【一次予選2から注目選手をピックアップ】

2025/11/22(土) 00:40

2025年11月21日 小倉競輪
第67回朝日新聞社杯競輪祭G1(3日目)
※ナイター開催

初日から3日目までのポイント上位63名が一次予選を突破。そして4日目は、二次予選Bが第6レースから第8レース、二次予選Aが第9レースから第11レース、第12レースはダイヤモンドレースが行われる。
各レースの5日目・準決勝への勝ち上がり条件は以下の通り。

◆二次予選B 1着〜2着(6名)
◆二次予選A 1着〜4着(12名)
◆ダイヤモンドレース 1着〜9着(9名)
※同着の場合は、一次予選の獲得ポイント上位者→ポイントが同じ場合は選考上位より勝ち上がり

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【第67回朝日新聞社杯競輪祭G1(3日目)ピックアップ】

【3日目1R=S級一次予選2】
「前日よりも好感触」
1着:松井宏佑(S1・神奈川113期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
(初手は)結果的に前から2番目でしたが、どこかが強引にきたら、出させて。作戦では九州勢が前なら突っ張るかなと思いましたが、引きましたし、山口(拳矢)君が林(大悟)君と並走していたので、一発叩けばラインで決まるかなと。出切れて良かったです。最後まで踏める感じでした。(和田)真久留さんも脚があるので、差されたかなと思いましたが、逃げ切れたのは意外でしたね。昨日よりも軽い感じで、良いです。このままでいこうかなと思います。勝ち上がれたので、しっかりケアしていきたいですね。積極的なレースで精いっぱい頑張ります。

「どこを走っても力を出し切れるように」
3着:西田優大(S2・広島123期)
車番が悪かったので、切って(山口)拳矢さんが来たら突っ張って、次を待とうかという作戦。九州が前受けとは思わなかったですが、やることは変わらず。林大悟さんか(松井)宏佑さんが来てくれればと思ったんですけど、最悪は先行できるペースに入れて。脚は一杯でしたが、(橋本)強さんが後ろでチャンスあるようにと思ったんですけど、全然届かなかったです。状態は悪くなかったので、今日は何とかできるかなとは思っていました。どこも格上の選手なので、どこを走っても力を出し切るレースをしたいと思います。

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【3日目2R=S級一次予選2】
「決していいレースとは…」
1着:吉田拓矢(S1・茨城107期)
中野(慎詞)君が後ろになる想定はしていなかったの、イレギュラーな展開。取鳥(雄吾)さんも内側で隙が無くて、厳しかったですね。打鐘でも踏み遅れて、(佐藤)慎太郎さんに入られたのも、もったいなかったです。仕掛けも遅くなって、決していいレースとは言えないですね。最後は伸びてくれたのは良かったです。昨日よりはいいですけど、力が入りすぎている。またセッティングを煮詰めたいです。

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【3日目3R=S級一次予選2】
「冷静な仕掛けで1着」
1着:森田優弥(S1・埼玉113期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
(同期の嘉永が相手で)尊敬している選手なので、精いっぱい頑張ろうと思っていました。後ろより前の方がいいかなと。思ったより仕掛けが早かったですが、冷静にレースは見えていました。(小倉は)走りやすくていいバンク。ちょっと腰が不安なので、しっかりケアしてよく寝て頑張ります。

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【3日目4R=S級一次予選2】
「1着が取れたことが大きい」
1着:松浦悠士(SS・広島98期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
(松本貴治は) 切れるタイミングでしっかり切いたいということで。あのタイミングで北津留さんが来ればどうするかという感じですが、来なかったので、腹をくくってという感じでした。杉浦君が3番手でやりやすい部分はありましたが、もう少しあけたりする余裕があればワンツーが決まったと思うので、もう少しできたのかなと。まだまだ物足りない部分もありますが、1着が取れることも分かりましたし、貴治の頑張りに尽きますが、状態も確認できた。思ったほど悪くないので、チャンスがあれば。修正ポイントはなく、状態は良くないけど、気持ちよくは乗れてます。今日、1着が取れた、それが大きいですね。

「思うように踏めず」 2着:北津留翼(S1・福岡90期)
初手の並びが考えと違いすぎて混乱しました。ごちゃついていて、そのまま駆けるのかなと思ったら、待っていたので、結果は行かなくてはいけなかったです。情けないです。後手になったから、後方から上を越えるしかないと思って踏みましたが、阿部選手の動きも気になって、思うように踏めませんでした。脚は前回よりはいい。自分の失敗で、先輩(園田匠が落車)には申し訳なかったですね。

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【3日目7R=S級一次予選2】
「寺崎さまさまという感じ」
1着:山田久徳(S1・京都93期)
前の方から引いて、どこかから行くという作戦。(寺崎に)任せていました。仕掛けるタイミングが抜群だったので、あとは僕が後ろでどうするか。落ち着いていけました。結果的には、寺崎さまさまという感じ。脚の感じも悪くないと思うので、しっかり走りたいですね。

「初日よりも軽かった」 2着:寺崎浩平(S1・福井117期)
しっかり順番がきたらと思って、早めに行きました。サンの位置だけ調整して、あとは乗り方を意識しました。初日がバンクが軽くなかったですが、今日は軽かったですし、ペースで行けたので、今日の方が全然いいですね。ラインのおかげです。主導権も取れているので良いと思いますね。あまりいじらず、このまま行きたいと思います。

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【3日目8R=S級一次予選2】
「申し分のない1着」
1着:菅田壱道(S1・宮城91期)
先行タイプが深谷(知広)君と後藤(大輝)君なので、どうなるか見定めてから。作戦通り、いい形でいい位置が取れたと思います。深谷君が巻き返してきたけど、自分の横で止まったので、そこを凌いでから、原田(研太朗)君がフリーになっていると思っていたので、仕掛けが来る前にと。守澤(太志)さんと何とかワンツー決めたかったのですが、(落車は)残念ですが、組み立ては良かった思います。脚を使って位置を取って仕掛けての1着なので、申し分ないです。体調に気を付けて、明日以降も集中して頑張ります。

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【3日目9R=S級一次予選2】
「タイミングを逃さず突き抜ける」
1着:浅井康太(S1・三重90期)
単騎の中本(匠栄)君が内に入ってきた時、タイミングがズレたと思うのですが、(志田龍星が)落ち着いて対処してくれました。最終1コーナーで志田君が止められて、(新山響平ラインの3番手)須永(優太)君をキメに行こうと思ったのですが、内が空き志田君を迎え入れるよりも仕掛けるタイミングだと判断したので仕掛けました。昨日はタイミングを逃したのですが、今日は逃さずに突き抜けたのは大きかったですね。ラインでワンツーと番手の仕事をしてという部分ではまだまだですが、着は取りにいけているので、しっかりと仕上げていきたいと思います。

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【3日目10R=S級一次予選2】
「勝負できる状態」
1着:鈴木竜士(S1・東京107期)
昨日、スタートをミスしたことが敗因だったので、今日はミスしないように集中していました。流れのある展開になると思っていたので、緩んだところを行こうと思っていました。自分が加速するタイミングで(太田)海也君がきていたので上手く追えましたね。呼吸も脚も余裕があったので、差しに行くだけでした。入ってきた時から体調も調子も良かったので、勝負できる状態だと思っていました。

「逃げ切らないといけない」
3着:太田海也(S1・岡山121期)
展開は、予想していたものではなかったので、出たとこ勝負になったと思います。打鐘前だったので、一度下げて立て直そうと思いました。あの距離からだと逃げ切らないといけないと思います。作戦を考え直して戦っていきたいです。

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【競輪祭G1(4日目)12R=ダイヤモンドレース】
1/眞杉匠(SS・栃木113期)
2/犬伏湧也(SS・徳島119期)
3/松井宏佑(S1・神奈川113期)
4/佐々木龍(S1・神奈川109期)
5/松浦悠士(SS・広島98期)
6/北津留翼(S1・福岡90期)
7/吉田拓矢(S1・茨城107期)
8/山田久徳(S1・京都93期)
9/郡司浩平(SS・神奈川99期)

並び想定は
1眞杉-7吉田
2犬伏-5松浦
3松井-9郡司-4佐々木
6北津留(単騎)
8山田(単騎)

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【今開催のレポート】
・第67回朝日新聞社杯競輪祭G1
前検日 初日 2日目

・第3回競輪祭女子王座戦G1
前検日 初日 2日目 最終日

(P-Navi編集部)

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