【チャリ・ロト】第41回共同通信社杯競輪(G2)特集

2025/09/02(火) 12:00


開催展望
加藤慎平の開催展望・決勝予想
勝ち上がり
バンク情報
直近優勝者一覧

共同通信社杯競輪とは

G2に格付けされるビッグレース。出場選手の選考基準に111期から127期までの上位25名が含まれるため、 若手レーサーの参戦が多く「若手の登竜門」とも呼ばれる。また、勝ち上がりは初日にシードレースがなく、S級S班もふくめ全員が予選スタート。さらに一次予選は選考順位、二次予選は初日の着順により自動番組編成方式が採用されるため、ほかの開催では見られないような対戦や連携が実現することも多々あるシリーズ。福井での開催は12年ぶり2回目となる。

(上段)脇本雄太、古性優作、岩本俊介、郡司浩平、(下段)新山響平、松浦悠士、清水裕友、犬伏湧也

開催展望

今年も9月に突入して、KEIRINグランプリ2025までビッグレースは残すところ3開催のみ。今回の共同通信社杯G2は優勝賞金3090万円(副賞込み)、決勝2着でも1500万円(副賞込み)を越えており、年末に向けてさまざまな思惑が交錯しつつ、激しいレースが展開される4日間になりそうだ。
S級S班からは8名が参戦。中でも、ホームバンクのビッグレースを迎える脇本雄太に地元Vの期待は高まる。今年はG1を2回優勝し、グランプリスラムも達成している。万全の態勢で、シリーズの主役を全うするか。
近畿はS班・古性優作の存在も大きいし、オールスターでG1ウィナーの仲間入りをはたいた寺崎浩平も、ホームバンクでより一層、力強い走りを見せてくれるだろう。やはり、今開催も近畿勢を中心にシリーズは進んでいく可能性が高い。
郡司浩平、岩本俊介に、深谷知広が加わる南関東勢も躍進十分だ。特に郡司にとって過去2度制している相性の良い大会でもある。深谷、岩本も賞金ランキングでは7位と11位につけており、地元地区の平塚グランプリ出場へ賞金上積みを狙いたいところ。
中四国勢は、S班の清水裕友、松浦悠士、犬伏湧也の3名に、太田海也も加わって優勝戦線を賑わす。そのスピードゆえに太田への警戒は強まるばかりだが、好連携から一躍、中四国勢の台頭があっても不思議ではない。
新山響平の機動力はもちろんトップ級だし、中野慎詞の競輪でのブレークも待たれるところ。眞杉匠は不在だが、今年のダービー王の吉田拓矢が関東勢の中心で貫録を示すか。
「若手の登竜門」と言われる今開催だけに、新鋭レーサーの果敢な走りも注目。初日から自動番組のオール予選なだけに、上位陣を相手に大ブレークのきっかけをつかむような好レースに期待したい。
※9月1日現在

寺崎浩平(左上)、吉田拓矢(右上)、太田海也(左下)、中野慎詞(右下)


加藤慎平の開催展望

若手の登竜門と呼ばれる共同通信社杯が今年は福井競輪場で開幕する。
なぜ、若手の登竜門と言われるか?
それは、ザックリ言うと選考基準のひとつに『デビュー9年未満の選手の中から競走成績上位25名が出場出来る』と言うルールがあるからだ。
なので、自然と自力機動力タイプの選手の参加数が多くなり、よりスピード感あふれるレースが見られるだろう。
そして、なんと言っても、2025年の高額賞金レースは、もうあと3つとなった。
当然ながらこの共同通信社杯競輪もグランプリ出場権争いという観点でも一気にランキングアップを狙う選手にとって、非常に重要な位置付けとなる。
その中でも脇本雄太、古性優作、寺崎浩平のグランプリ確定組が複数人いる地元近畿勢が圧倒的有利な状況にあり、戦略的アシストも見込めるので、新たな近畿ヒーローの誕生もあるだろう。
2次予選までは自動番組というところが間違いなく番組の混沌を生むので、穴党や単騎マニアにとって、ゾックゾクの4日間になることはほぼ間違いない。

ぜひチャリロト公式YouTube『ぺーちゃんねる』で楽しもうではないか。

加藤慎平の決勝予想

決勝当日の朝に公開予定!お楽しみに!

勝ち上がり


バンク情報

「あらゆる戦法で実力発揮できる」

バンクは周長400mで、みなし直線は52.8m。当時の日本競輪学校(現在の日本競輪選手養成所)をもとにしてバンクが作られており、オーソドックスな400mバンクの中でも特にクセがなく走りやすいとされる。逃げ、捲り、追い込みと、あらゆる戦法で力を発揮することができる。最高上がりタイムは2020年11月19日に山口拳矢が記録した10秒6。
連対時の決まり手は
1着(逃27%、捲29%、差44%)
2着(逃24%、捲13%、差24%、マ39%)
※9月1日現在

直近優勝者一覧

昨年は最終ホームで8番手だった眞杉匠が、うまく内に斬り込んで好ポジションに付けると、直線で外に持ち出し、古性優作とのゴール前勝負を制して、差し切り優勝。地元開催のビッグレースで、サマーナイトフェスティバルに続くG2連続優勝を果たした。

2024年9月宇都宮
優勝:眞杉匠
2023年9月青森
優勝:深谷知広
2022年9月名古屋
優勝:郡司浩平
2021年9月岐阜
優勝:山口拳矢
2020年9月伊東温泉
優勝:中本匠栄
2019年9月松阪
優勝:郡司浩平
2018年9月高知
優勝:平原康多
2017年9月武雄
優勝:諸橋愛

更新情報

  • ◆予想に役立つデータ分析(9/8公開予定)

  • ◆開催直前展望(9/9公開予定)

  • ◆前検日レポート(9/11公開予定)

  • ◆初日〜最終日レポート(開催中毎日公開予定)

  • ◆加藤慎平の決勝予想(9/15公開予定)



  • 共同通信社杯競輪クイズキャンペーン!クイズ正解者全員にチャリカ100円分プレゼント!
    共同通信社杯競輪クイズキャンペーン!クイズ正解者全員にチャリカ100円分プレゼント!

    閉じる

    新着ニュース一覧