高知G2(最終日)レポート

2018/09/17(月) 23:44

高知G2(最終日)レポート

2018年9月17日

高知G2 第34回共同通信社杯(最終日)

【11R=S級決勝】

1/浅井康太(SS・三重90期)
2/太田竜馬(S1・徳島109期)
3/山崎賢人(S2・長崎111期)
4/清水裕友(S1・山口105期)
5/村上義弘(S1・京都73期)
6/和田圭(S1・宮城92期)
7/平原康多(SS・埼玉87期)
8/郡司浩平(S1・神奈川99期)
9/山田英明(S1・佐賀89期)

39・76・1・5・24・8の細切れ戦。

赤板に入り、6番手の単騎・村上が上昇。
それに伴い、後方の瀬戸内ライン、単騎の郡司も前に踏む。
そして、第1センター過ぎで郡司がインの村上を抑える。
その後方は車間を切った状況で打鐘。

郡司が主導権を取り、2番手に村上が続いて最終周回。
3番手からスパートをかけた太田が外から内へ切り込んだ際に村上を落車(失格に)させてしまう。

8車となって後団から新進気鋭の山崎が捲くりを放つが、番手の山田は少し離されてしまう。

最終BS、それでも九州ラインが郡司を飲み込む。
第2センター、村上との接触時に車体故障を起こした太田の番手であった清水が内から切り込んでいく。
清水は内の郡司、外の山田を捌いて、勝利への執念をむき出しに。
それと同時に5番手だった平原が大外から一気に伸びる。
最後方からは浅井も強襲、SSの2人が意地を見せる形に。

大混戦の攻防はゴール線手前で平原が差し切って1着に。
2着には縦横無尽に動いた清水、3着は最後に追い上げた浅井。
“若手の登竜門”と呼ばれ、20代が4選手の決勝戦となったが、G1優勝7回を誇る平原が貫禄を示した。

優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
余計なことは何も考えずに、シンプルにいけるところからという気持ちでレースに臨んだ。
最後まで余裕はなかったです、ゴール前はそれこそ死ぬ気で踏みました。
勝利はゴール戦を過ぎてから確信。
優勝できて、本当に嬉しいです。
初日が不甲斐ない競争(4着)だったので修正、その後の3走は刺激も気合も入りました。
グランプリ当確ラインとかではない。
次の青森記念や親王牌でも関東ラインを引っ張っていけるようにしたい。

(P-Navi編集部)

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