2023/12/29(金) 17:22
KEIRINグランプリ2023シリーズ
KEIRINグランプリ2023(前検日)
いよいよ明日(12月30日)、立川競輪場を舞台に、競輪界の頂点を決める一戦「KEIRINグランプリ2023」が開催されます。
11月の競輪祭が終了し、グランプリメンバーが確定してから約1カ月。出場を決めた9選手、そしてファンも、それぞれの思いを胸に、年末の大一番を迎えることでしょう。今年はチャリレンジャー(弊社スポンサード選手)から、古性優作選手、松浦悠士選手、深谷知広選手、脇本雄太選手(枠番順)の4名が頂上決戦への切符をつかみました。過去最高となる優勝賞金1億3700万円を手にするのは、果たして誰か。グランプリシリーズ2日目に行われた前検日コメントをお届けします。
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\KEIRINグランプリ・チャリレンジャー出場/
1番車:古性優作(大阪100期)
「脇本さんの後輪に集中」
今のところですけど、グランプリに向けては、ケガもなく来ることができたなという気持ちですね。
前夜祭が終わってから、ここまでは疲労を取ることを優先してきました。
特別なことはしていません。(コンディションは)いいと思います。
脇本(雄太)さんの後輪に集中するだけ。応援してもらえるように頑張ります。
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3番車:松浦悠士(広島・98期)
「今年は特にチャンスだと思う」
(グランプリ前の心境は)いつも通りの感じです。(グランプリ前検日は)やることがすごく多くてバタバタするので、あまり楽しむという感じではないですね。それが終わったら、やっとレースに集中できる感じです。
前夜祭の後は、変わらず。普段通り、あまり気負いすぎない感じでやってきました。順調には来ていたのですが、最後の最後でやりたかったことができなかったので。万全の状態で迎えたかった、というところは残念です。
レースについては、まだまだ考えていないですが、やるべきことは、ある程度、決めていきたいとは思っています。レースの中で(清水)裕友がどうすべきか、強い意志を持って走ってもらいたいなと思います。
5回目のグランプリで、今年は特にチャンスだなと思っているので、優勝できるように頑張ります。
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5番車:深谷知広(静岡96期)
「久々のグランプリは楽しみ」
今はグランプリが楽しみという気持ちが、まさっていますね。この雰囲気を味わうのも久しぶりですし、ワクワクします。
前夜祭からここまでは、計画的に練習して、緩めるところは緩めて、メリハリをつけて。今までと同じような感じで、変わらずに練習してきました。
(単騎戦で)これからどう戦うかを考えようとは思いますが、難しい戦いにはなるかと思います。
精いっぱい、いい走りを見せられるように頑張ります。
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9番車:脇本雄太(福井94期)
「いつも通りに戦いたい」
昨年のグランプリはコロナ禍だったので、あまり自由はありませんでしたが、今年は(前検日の)雰囲気や、自由な感じがグランプリらしいなと感じています。
本来なら自転車にしっかり乗って、調整をしたかったのですが、雪の影響で、満足できる練習はできませんでした。それでも、できることはしっかりとやることができたとは思っています。自分が納得できるまではできませんでしたが、最善は尽くしてきたつもりです。
グランプリは何が起こるかわからないですし、そこで自分のスタイルを崩しても、と思うので、そこはしっかりといつも通りに戦いたいなと思います。
昨年に引き続き、古性君が1番車で、僕が9番車。昨年はワンツーができたことをならって、今年もワンツーできるように一生懸命、頑張ります。
KEIRINグランプリ2023出場9選手の前検日コメントは2ページ目をご覧ください!→
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【最終日・11R=KEIRINグランプリ2023】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/眞杉匠(SS・栃木113期)
5/深谷知広(SS・静岡96期)
6/山口拳矢(SS・岐阜117期)
7/清水裕友(SS・山口105期)
8/新山響平(SS・青森107期)
9/脇本雄太(SS・福井94期)
並び想定は
9脇本-1古性
8新山-2佐藤
7清水-3松浦
4眞杉(単騎)
5深谷(単騎)
6山口(単騎)
1/古性優作(大阪100期)
3年連続3回目
【今年の優勝】
G1全日本選抜競輪
G1高松宮記念杯競輪
G1寛仁親王牌
G3=2回
F2=1回(全プロ記念)
脇本(雄太)さん、近畿の先輩、後輩、お客さん、家族など、皆の支えがあって、しっかり今年は走れたと思います。感覚的なズレがあるなど悪い中でも、安定した成績を残せたのかなと思います。満足はしていません。競輪祭からは、前半はしっかりトレーニングをし、後半は疲労感が残らないように、調整してきたつもりです。状態は、疲労感が抜け、いい感じだと思います。
グランプリは、脇本さんと頑張ります。
2/佐藤慎太郎(福島78期)
5年連続9回目
【今年の優勝】
なし
よく走った1年だったと思います。余裕があるのではなく、何とか食らい付いている感じですね。4年前の優勝は意識はしませんが、その時のお客さんの声援など記憶は蘇ってくるので、気持ちは多少、入るのかなと。計画通りにトレーニングができました。力を全て発揮できたらと思っています。
全面的に(新山)響平に任せます。
3/松浦悠士(広島98期)
5年連続5回目
【今年の優勝】
G2ウィナーズカップ
G2サマーナイトフェスティバル
G3=1回
サマーナイト3連覇が唯一よかったと思いますが、G1で結果を出せていないので、苦しい1年でした。ケガによるものか、年齢になのか分かりませんが、体の変化は感じています。オールスターの落車で鎖骨と肩甲骨を骨折してから、徐々に良くなる感覚はありましたが、いい感覚で練習ができるようになったのは、11月ぐらいからですね。別府記念は、仕上がりがすごくよかったのですが、落車してしまったので、自転車のセッティングも見直すことになり、上積みはないかなと。直前に体調を崩してしまい、調整プランが崩れてしまいました。
やれることはしっかりやってきたので、(清水裕友と)2人でいいレースができたら最高ですね。
4/眞杉匠(栃木113期)
初出場
【今年の優勝】
G1オールスター競輪
G1競輪祭
G3=1回
F1=6回
今年は番手の競走が増え、記念やオールスターを獲ることができ、昨年より成長できたと思います。競輪祭後は、合宿を何回か挟みながら、関東の若手、森田優弥や小林泰正などと、いい練習ができたと思います。前夜祭からは、疲れを抜くようにやってこられました。
グランプリは、単騎なので優勝を狙って走るだけです。
5/深谷知広(静岡96期)
6年ぶり6回目
【今年の優勝】
G2共同通信社杯
G3=2回
F1=5回
今年は、比較的コンスタントに戦えたシーズンだったと思います。競輪祭後は、計画通り練習ができたので、悪くないと思います。単騎は初めてなので、しっかり気合を入れて。どうしたら優勝できるか考えます。
6/山口拳矢(茨城117期)
初出場
【今年の優勝】
G1日本選手権競輪
G3=2回
F1=5回
オールスターまでは調子が良かったのですが、以降は落車で、なかなか波に乗れずに来てしまった感じです。競輪祭からは、やりたい練習ができ、調子も上がってきたと思います。自転車は、ダービー(日本選手権)を獲った時のものにしました。立川は、優勝もあり、縁起のいいバンクだと思います。
中部の選手は、6番車でグランプリを獲ったりしているので、自分もそうなれたらと思います。
7/清水裕友(山口105期)
2年ぶり5回目
【今年の優勝】
G3=1回
F1=1回
ダービー(日本選手権)の準優勝などありましたが、中国四国の層の厚さに助けられた1年だったかなと思います。足りないところを気付かされ、ここから力を付けていきたいです。競輪祭後は、計画的に練習ができ、体調も大丈夫です。立川は、なんか好きです。(松浦との連携について)並びは、自力でやりたかったので。S班に1年で返り咲けるとは思っていなかったので、自分が一番ビックリしています。
今までのグランプリは、力の出し惜しみをして失敗したので、無になって、自分のレースができたらと思います。
8/新山響平(青森107期)
2年連続2回目
【今年の優勝】
なし
自分の成長につながる濃い1年だったと思います。シンプルに、自分のレースをすることを心がけ、後半は少し、巻き返せたと思います。競輪祭以降は、体調を崩さず、しっかり練習で追い込めたので良かったです。
自分の力を出し切れるようにレースをしたいです。
9/脇本雄太(福井94期)
2年連続5回目
【今年の優勝】
G3=3回
後半戦はケガに悩まされた感じだったので、波の激しい1年だったと思います。そのケガをどう乗り越えていくかが課題と思っています。競輪祭が終わった後は、1週間じっくり休み、次の週から岸和田合宿を組むなど、しっかり追い込んで調整しました。
古性(優作)君とワンツーできるように頑張ります。
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【過去のKEIRINグランプリ・プレイバック】
KEIRINグランプリ2022(平塚)
優勝:脇本雄太
KEIRINグランプリ2021(静岡)
優勝:古性優作
KEIRINグランプリ2020(平塚)
優勝:和田健太郎
KEIRINグランプリ2019(立川)
優勝:佐藤慎太郎
KEIRINグランプリ2019(静岡)
優勝:三谷竜生
KEIRINグランプリ2018(平塚)
優勝:浅井康太(P-Navi編集部)