2023/08/05(土) 20:55
開設72周年記念「瑞峰立山賞争奪戦」G3(3日目)
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【富山競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
森田優弥が仕掛けると、新山響平も突っ張って、両者の主導権争いに。赤板2コーナーで新山が突っ張り切るが、谷口遼平が仕掛けて打鐘過ぎに中部・近畿ラインが新山を叩いて主導権を握っていく。谷口マークの浅井は車間を切って後続をけん制。最終BSで4番手から新山が再度踏むが、最終2センター付近で浅井が抜け出して1着。新山マークの佐藤は最終2センターで内を突いて2着。最終4コーナーで落車のアクシデントを内に避けて追い込んだ恩田淳平が3着に入線した。
1着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特8・二3・準1
G3優勝:32回(23年6月大垣)
最終3コーナーで、新山(響平)の影が見えてきたし、このまま谷口(遼平)のスピードが垂れていたら、行かれると思い、前に踏みましたが、難しい判断だったと思います。遼平がすごくいいレースをしました。向日町G3の前にケガをしたが、調子も少しずつ上がってきているのを実感しているので、もう少し痛みが取れればですね。
決勝は、単騎で。チャンスがあればしっかり仕掛けます。
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特5・二2・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚)
今日は、谷口(遼平)がすごくいいレースをしたと思いますし、先行選手3人ともいいレースでした。ゴール前は、最後までコースを見極めての最内でした。村田(雅一)がコースを空けなかったらジ・エンドで、イチかバチかになりました。
決勝は、郡司(浩平)の後ろ。
3着/恩田淳平(S2・群馬100期)
今回成績:一3・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(22年4月川崎以来)
森田(優弥)の気持ちが強かったです。一番強い本線ラインに先行させてはいけないのが競輪。森田も谷口(遼平)もそれを頭に入れていたから、激しいレースになりました。落車がありましたが、自分はわりとよく見えていました。(記念決勝は)本当は地元で乗りたかったが、こうして決勝に乗れたことは嬉しく思っています。悪い感じもないので、なるべくフレッシュな体調に整えたいです。頑張ります。
決勝は、眞杉(匠)君の番手。
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【富山競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
まず磯島成介が上昇して、眞杉匠を赤板前に抑えて先頭。眞杉が3番手に入る。松浦悠士は内を進むと、杉森輝大を捌いて、眞杉の番手までポジションを上げる。最終HSで3番手の眞杉が捲りを打ち、それを松浦、そして小倉竜二が追走する。直線で松浦が詰めるも、眞杉が振り切って1着。2着に松浦、3着に小倉が入線した。
1着/眞杉匠(S1・栃木113期)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:3回(23年5月宇都宮)
今日は突っ張ろうと思っていたのですが、甘かったです。ラインに迷惑をかけました。1周しか仕掛けていないので、前2走と状態は変わらないと思います。自分のやりたいこと(レース)ができていないです。
決勝は、自力。出し切るレースで頑張ります。
2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二1・準2
G3優勝:19回(23年7月小松島)
さすがに(磯島成介の)2周半ハイピッチはないと思ったので、打鐘手前の2コーナーからカマすつもりでいったら、それと同時に磯島が踏み上がったので、外のコースは厳しいと思い、内に進路を切り替えました。最終HSでは、(眞杉匠が)凄い強いと思いました。踏み出した感じとかスピードのり、先頭に出てからの回している感じなどは、昨日が一番良かったです。その状態になるようにしたいですね。
決勝は、自力自在。
3着/小倉竜二(S1・徳島77期)
今回成績:特3・二2・準3
G3優勝:8回(21年5月前橋)
(松浦悠士は)隙がないですね。(打鐘で眞杉ラインの内へ)思った通りの動きでした。最終HSは少しキツかったが、ペースで内側を空けないようにと思っていました。余裕があれば車間を空けて踏み込みたかったが、今の状態では3着キープの感じがしています。
決勝は、中四国の3番手。
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【富山競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
松本貴治が上昇すると、北井佑季が突っ張る。赤板で畑段嵐士が北井を叩いて、稲垣裕之との近畿2車が先行態勢に入る。3番手に入った北井は最終HSで仕掛けると、稲垣の番手捲りもかわして、郡司浩平とともに抜け出す。北井はそのまま郡司の差しも振り切って1着。2着に郡司で神奈川のワンツー。神奈川ラインを追った松本マークの柏野智典がゴール前で松本をかわして3着入線した。
1着/北井佑季(S1・神奈川119期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(22年11月富山以来)
前々に動く気持ちがあれば、いい位置に入れると思っていました。結果的に主導権を握られたが、3番手に入れたので行けるところから仕掛けられたと思います。他のラインに前に出られた後に、今までより落ち着いて走れたことが収穫でした。脚の感じは変わらず。少しずつ良くなってきています。
決勝は、自力。
2着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特4・二1・準2
G3優勝:17回(23年4月小田原)
(北井佑季の仕掛けは)緩急があって、最終BSでも後方から来られない感じもありました。強さを感じましたね。ゴール前、いつもの間合いで差せる感じ行っているが、差せていないので、北井さんの力がかなり上がっていると思います。
決勝も、北井(佑季)さんの番手。
3着/柏野智典(S1・岡山88期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:23回目(23年7月福井以来)
北井(佑季)が最終HSから仕掛けていっているので、垂れることはないと思ったし、(松本)貴治も外から捲りで飲み込む力は残っていないだろうと、最終2センターくらいからどのコースを行くのか準備をしていました。余裕があり、上手いこと判断できたと思います。決勝は、松浦(悠士)の後ろ。番手です。
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日12R=S級決勝】
1/浅井康太(S1・三重90期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/北井佑季(S1・神奈川119期)
5/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
6/恩田淳平(S2・群馬100期)
7/小倉竜二(S1・徳島77期)
8/柏野智典(S1・岡山88期)
9/眞杉匠(S1・栃木113期)
注目の並び想定は
4北井—2郡司—5佐藤
3松浦—8柏野—7小倉
9眞杉—6恩田
1浅井(単騎)
決勝は、北井佑季の番手に郡司浩平、佐藤慎太郎と続く3車ライン。
松浦悠士の後ろには、柏野智典と小倉竜二が並ぶ中国四国ライン。
眞杉匠には恩田淳平が続く関東2車。
浅井康太は単騎の競走となった。
強力な自力選手が揃う決勝。無傷の3連勝で勝ち上がった絶好調の北井と眞杉に、S級S班で富山バンクを得意とする松浦の三つ巴の戦い。その中で、何としても主導権を握りたい北井だろう。今開催の仕上がりを見るとラインで上位独占や逃げ切りも期待できそう。しかし、百戦錬磨の松浦がそう易々とはレースさせてくれるはずがないし、眞杉も準決勝の走りを踏まえて、しっかりと仕掛けてくるに違いない。また、単騎だがチャンスを逃さない眼力を持つ浅井も怖い存在だ。
激戦必至の一戦に、ご注目ください。
\富山G3(3日目)注目選手ピックアップ/
【3日目7R=S級特選】
「通算100目の1着」
1着/朝倉智仁(S2・茨城115期)
ゴールした時は、ラインがどうなったかが心配で、(100勝のことは)忘れていました。このところ気持ちの弱い部分が出ています。1着が薬だと思うので、また頑張って点数を上げていきたいです。
【3日目7R=S級特選】
「最終BS9番手から猛追」
2着/志智俊夫(S1・岐阜70期)
(最後)バックを踏まないようにと思っていました。9番手で、ダメでも仕方がないと。(5レースで)泉(慶輔)君がいい走りだったので、そのイメージで行きました。目前がひらけた時、1着だと思ったら、前にいましたね。昨日は、志田(龍星)が頑張っていたのに、準決勝に乗ることをしっかり考えなければいけなかったです。明日も、頑張ります。
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【富山競輪G3・プレイバック】
2022年11月施設整備等協賛競輪G3
優勝:飯野祐太
2022年8月富山記念G3
優勝:松浦悠士
2021年7月富山記念G3
優勝:稲垣裕之
2020年8月富山記念G3
優勝:稲垣裕之
2019年9月富山記念G3
優勝:松浦悠士
2018年9月富山記念G3
優勝:浅井康太
2017年6月富山記念G3
優勝:牛山貴広(P-Navi編集部)