富山G3(最終日)レポート

2020/08/02(日) 19:08

富山G3(最終日)レポート

2020年8月2日

富山G3(最終日)開設69周年記念 瑞峰立山賞争奪戦

【9R=S級決勝】

1/吉田敏洋(S1・愛知85期)
2/村上博幸(SS・京都86期)
3/元砂勇雪(S2・奈良103期)
4/村田雅一(S2・兵庫90期)
5/稲垣裕之(S1・京都86期)
6/椎木尾拓哉(S1・和歌山93期)
7/松岡健介(S1・兵庫87期)

号砲一発、兵庫2車が前を取って、そのまま前受け。
74・1・25・36の細切れ戦で周回を重ねていく。

青板1センター過ぎから後方の元砂が上昇。

並びは36・25・1・73に入れ替わり、赤板突入。

2コーナーの下りを利用し、3番手から村上が踏み込む。

そして、村上が元砂を叩いたところで打鐘。

追い込み選手である村上の先行で最終HSを通過。

最終BS手前、稲垣が番手捲りを放つ。
椎木尾も元砂から切り替え、稲垣を追っていく。

そして、ゴール線まで稲垣が押し切っての1着。
2着に椎木尾、3着は6番手から追い上げた松岡となった。
稲垣は2016年10月の地元・向日町記念以来、通算7回目のG3制覇。

優勝/稲垣裕之(S1・京都86期)
博幸の気持ちがホンマに嬉しかったですね。
番手から出ていくタイミングの判断は難しかった。
これまで僕の後ろで博幸を我慢させてしまうことも多かったから。
博幸もなかなか思うように走れなかったでしょうし。
でも、前でいかせてくれと、シッカリ走ってくれた。
決勝に近畿6車が乗って、難しいところもあるけど、割り切っての力勝負。
近畿のみんなが力をつけた証し、これが近畿の層の厚さじゃないですか。
こういうレースができたことを嬉しく思う。
それと同時に、脇本君はじめ凄い選手は多いので、もっと僕も頑張らないと。
父の実家が富山なので、今日の優勝は父が喜んでくれていると思います。

7着/村上博幸(SS・京都86期)
やぶれかぶれ、目算なしにいった訳じゃないですよ。
健介なりがきて、そこへスイッチしてとも考えた。
せやけど、あれ以上、待っていたら被るやろうなって。
自分も残れるようにいったけど、そこは先行選手じゃないですからね(苦笑)。
苦しい時期が稲垣さんにもあって……でも、必死にやっているのは知っていますから。
稲垣さんの優勝は嬉しいですね。(P-Navi編集部)

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