2025/11/24(月) 15:03
大宮競輪「日刊スポーツ杯争奪戦(FI)」が25日に開幕。S級予選の8Rに出場する中島詩音に話を聞いてみた。(アオケイ・伊藤記者)
今期は9場所で30走しているが、バック本数が「8」しかない。積極的な選手だったはずだが、どういう意識の上でそうなっているのかを訪ねてみた。
「別に体調が悪いとか、練習ができていないという事ではないんですよ。気持ちでは『積極的なレースをしなくちゃ』と思ってはいるんですけどね。逃げたりした時とかに失敗すると大敗するじゃないですか。そうするとすぐに点数が下がってしまうし、その辺りの事を考え過ぎてレースが小さくなってしまっているんですよね(苦笑)」と話す。
初日は同期の林昌幸と矢口大樹との対戦で2対3対2の3分戦だ。
「林君との対戦が一番、嫌ですかねぇ〜。いつでも仕掛けて来るっていうイメージがあります。3人ラインで車番もいいし、自分の方がタイミングを間違わないようにしないと。矢口さんも千葉-千葉で組むから警戒しないといけませんね。四日市が終わって間隔が空いたけど前半が関プロ、後半にしっかり練習という感じです。前回の大宮は予選で失敗しているし、今回はしっかり予選をクリアしたい。できれば決勝まで勝ち上がって(同支部の)堀江(省吾)さんと連係できればベストなんですけど」