2023/03/11(土) 23:31
開設73周年記念「金亀杯争覇戦」G3ナイター(3日目)
※第121回生ルーキーチャンピオンレース(前検日)レポートはこちら
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【松山競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
打鐘で渡邉一成が清水裕友を抑えていく。3番手に入った清水は最終1コーナー付近から捲り発進も、渡邉マークの守澤太志がけん制。北日本両者が主導権を握る中、最終2センターでは3車が落車のアクシデント。清水マークの松本貴治が直線で詰め寄るが、守澤が差し脚を伸ばし1着。2着に松本、3着に渡邉が逃げ粘った。
1着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特7・二1・準1
G3優勝:3回(22年11月四日市)
(渡邉)一成さんが早い段階で仕掛けてくれたので、2人で決められるように、後ろからの仕掛けを全部止めようと思っていました。3走して今日が一番よかったので、日に日に調子が上がってきています。
決勝は、(渡邉)一成さんの後ろ。優勝目指して頑張ります。
2着/松本貴治(S1・愛媛111期)
今回成績:一1・二1・準2
G3優勝:1回(21年1月松山)
今日は、全て(清水)裕友に任せていました。裕友が無理に仕掛けてくれた感じがあったので、その動きを見過ぎてしまいました。コンディションはいいです。しっかり体調を整えます。決勝に乗ったからには優勝を目指して。
決勝は単騎。できることをやります。
3着/渡邉一成(S1・福島88期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:7回(17年1月いわき平)
仕掛けが遅くなるとキツくなると思ったので、赤板で後方に引いてから打鐘ですぐに仕掛けました。先頭に出てからは、なるべく清水(裕友)君のタイミングを崩すことや、最終HSで8番車(阿部大樹)が仕掛けてくるのが見えたので、清水君のところまで引きつけてと、冷静に走れました。ここ1、2年では無いくらい、しっかり踏めている感じがします。昨日、今日と楽に走れています。2年前の松本(貴治)君が優勝した松山記念以来の決勝なので、なんとか抵抗したいです。
決勝は、自力です。
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【松山競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板過ぎに片岡迪之が前を抑えると、郡司浩平は引いて3番手に入る。打鐘で和田圭が内から上昇を試みるが、郡司は打鐘過ぎに踏んで、そのまま先行態勢に入っていく。郡司の仕掛けで、神奈川3車がしっかりと主導権を握ると、直線で郡司マークの福田知也が差し切り1着。郡司が2着、3着に東龍之介で神奈川勢の上位独占が決まった。太田竜馬は外追い込むも4着まで。
1着/福田知也(S1・神奈川88期)
今回成績:特9・二1・準1
G3優勝:1回(22年10月松山)
今日は、(郡司)浩平の走りにつきます。S級S班の一流が仕掛けているので、車間を切って、少し対応すればラインで決まるかなと。最後は、(東)龍之介を引き込めるように、太田(竜馬)の追い込むスピードに合わせながら踏み、浩平を差せたので脚の感じは悪くないと思います。
決勝も、浩平の番手。
2着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二1・準2
G3優勝:16回(23年2月静岡)
赤板HS過ぎに中団になって、そこで落ち着いて太田(竜馬)に仕掛けられるよりは、自分で前に踏んで考えようと思っていました。先頭に出切ってからは苦しかったのですが、一定のペースで踏んで残れるように仕掛けられたし、ラインで決められたのが一番よかったです。連日ラインの前でしっかり動けているので、評価できると思います。
決勝も自力。
3着/東龍之介(S2・神奈川96期)
今回成績:一3・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(21年9月青森以来)
郡司(浩平)君の仕掛けにしっかり付いていけば、チャンスがあるかなと思っていましたし、神奈川3車みんなで勝ち上がりたい気持ちだったので、よかったです。3番手の仕事、内をしっかり締めて、余裕を持って走れました。近況、脚力や成績も悪くないし、決勝に乗れているので、感じは悪くないと思います。明日も自分の仕事をできるように。
決勝は、神奈川ラインの4番手。
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【松山競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
伊藤颯馬が坂井洋を打鐘で抑えて先頭。坂井は3番手に入り、7番手になった松浦は打鐘過ぎ1センターからスパートしていく。だが、前では伊藤もペースを上げて先行態勢に入り、番手の山田庸平が松浦をけん制。最終2コーナーで松谷秀幸が内を突いて山田の後位まで進出。逃げる伊藤マークの山田は後続を警戒しつつ、ゴール前で差し切り1着。逃げ粘った伊藤が2着で九州ワンツー。3番手は内の松谷、外で粘る松浦との接戦になるが、タイヤ差で松谷が決勝切符を掴んだ。
1着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:一2・二2・準1
G3優勝:1回(22年7月佐世保)
(伊藤颯馬が)しっかり引きつけて仕掛けてくれたと思います。最近、番手に付くことが減ったので、しっかりワンツーを決められたのは、いい収穫になったと思います。調子は変わらずにいます。
決勝も伊藤(颯馬)君の番手。
2着/伊藤颯馬(S1・沖縄115期)
今回成績:一2・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(22年6月久留米以来)
半分捨て身の先行だったのですが、後ろがゴチャついてくれてラッキーでした。最後まで踏めたとも思います。今回3走とも、しっかり決まりてがついているので状態はいいと思います。
決勝も、自力で頑張ります。
3着/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
今回成績:一3・二2・準3
G3優勝:3回(20年3月奈良)
最終BSで前と詰まって松浦(悠士)をどかせない厳しい状況の中、ゴール前、(松浦悠士に)踏み勝てたのは、デカいなと思います。前走の全日本選抜競輪から、脚の感じがよくなってきています。
決勝は、神奈川ラインの3番手。
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日12R=S級決勝】
1/松本貴治(S1・愛媛111期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/守澤太志(SS・秋田96期)
4/渡邉一成(S1・福島88期)
5/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
6/伊藤颯馬(S1・沖縄115期)
7/福田知也(S1・神奈川88期)
8/東龍之介(S2・神奈川96期)
9/山田庸平(S1・佐賀94期)
注目の並び想定は
2郡司—7福田—5松谷—8東
4渡邉—3守澤
6伊藤—9山田
1松本(単騎)
決勝は、郡司浩平の番手に福田知也、松谷秀幸、東龍之介が付き4車で結束する神奈川ライン。
準決勝同様に渡邉一成の後ろに守澤太志が付く北日本2車。
こちらも準決勝と同じく伊藤颯馬と山田庸平がタックを組む九州ライン。
地元の松本貴治は単騎の競走となった。
準決勝でも長い距離を仕掛け、いい手応えの郡司が決勝でもレース巧者ぶりを発揮すると、神奈川勢の上位独占が濃厚か。
対抗は、北日本勢か。渡邉は全日本選抜競輪に向けての調整がここへ来て表れてきており、番手のS級S班・守澤太志の存在も大きい。
また、力を出し切る競走でオール2着の伊藤が、再度の主導権取りに出れば、九州勢にチャンスが訪れるケースも。
地元から唯一勝ち上がりを決めたのは松本。21年1月以来となる同記念の優勝を手にしたいところで、動向は要注意。
調子のいい自力型が揃い、好レースが期待できる決勝から目が離せません。
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【松山競輪の直近レースレポート】
2022年10月道後温泉杯争覇戦G3
優勝:福田知也
2021年12月松山記念G3
優勝:橋本強
2021年6月国際自転車トラック競技支援競輪G3
優勝:町田太我
2021年1月松山記念G3
優勝:松本貴治
2020年3月松山記念G3
優勝:平原康多
2019年5月全プロ記念レースF2
優勝:太田竜馬
2019年3月松山記念G3
優勝:渡部哲男
2018年3月ウィナーズカップG2
優勝:武田豊樹(P-Navi編集部)