【ゴールド・ウイング賞】1R1番車の期待に応えた伊藤颯馬

2025/08/28(木) 16:52

西武園競輪場のナイター「開設75周年記念・ゴールド・ウイング賞(GIII)」が28日に開幕。1Rの一次予選に出場した伊藤颯馬に話を聞いた。

「(締め込まれたタイミングで)内が空いたので、そのまま行きました」と話す伊藤颯馬

 今開催の開幕戦一番車に抜てきされた伊藤颯馬が、打鐘からの内抜き先行で逃げ切って期待に応えた。

「(締め込まれたタイミングで)内が空いたので、そのまま行きました。下からだったので重かったけど、踏み上がった感じはありました」と納得の様子だ。

「(参加前には)久留米や熊本で強めに練習していたので、疲れなのか前検日から重い感じがあった。でも(一走して)悪くはなかったし、日に日に良くなることを願いたい。負けたら(日に日に)悪くなるけど、今日は勝てたので(笑)」

 春先は落車禍の影響もあって調子を大きく崩していたが、前回の函館オールスターで復調の兆しを見せると、今シリーズも白星発進に成功と、九州の貴重な機動型はようやく上昇気流に乗り始めた。

「(競輪祭の権利がまだなく)今回がラストチャンス。まずは決勝にいけるように」と先を見据えた。(netkeirin特派員)

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