2020/03/15(日) 19:03
松山G3(最終日)開設70周年記念 金亀杯争覇戦
【12R=S級決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/平原康多(SS・埼玉87期)
3/中川誠一郎(SS・熊本85期)
4/稲川翔(S2・大阪90期)
5/守澤太志(S1・秋田96期)
6/根田空史(S1・千葉94期)
7/杉森輝大(S1・茨城103期)
8/志智俊夫(S1・岐阜70期)
9/諸橋愛(S1・新潟79期)
守澤がSを取って、根田ー守澤の2車が前受けに。
65・29・148・3・7の細切れ戦。
青板BSから松浦が上昇、根田にフタをする。
赤板突入で松浦が前に出て、誘導を切る。
松浦はペースを緩めながら後方の仕掛けを確認。
打鐘で松浦ー稲川ー志智の3車が出切る。
だが、すかさず平原がカマシていく。
平原の先行で残り1周回。
松浦は平原ー諸橋の後ろに収まるが、単騎の中川が外併走。
平原の番手・諸橋は車間を開けて、後続の仕掛けを遅らせる。
松浦と中川の激しい3番手争いが続きながら最終BSを通過。
依然、逃げる平原を諸橋が援護。
最後の直線勝負、諸橋が猛追するが、平原が押し切って1着。
2着に諸橋、3着は中川と競り合った松浦となった。
平原は今年1月の大宮記念以来、通算22回目のG3制覇。
高いレベルで安定した走りは他の追随を許さない。
優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
レース前から諸橋さんとは「先行もあるかも知れない」と、話していた。
そうなった時はお互いに死ぬ気で仕事をしようって。
松浦が待っている感じで、そこで根田がきたら展開的に厳しくなるので、腹を括っていきました。
最終BSでは諸橋さんが優勝だなって、まさか最後まで押し切れるとは。
昨年、一昨年も調子自体は悪くなかったんです。
でも、フレームなどで試行錯誤して、結果が伴わずにファンにも迷惑を掛けてしまった。
ただ、昨年や一昨年の失敗があるからこそ今がある。
練習でやっていることがレースにも出せている。
動きたいところで動けている、自分の“走り”になっていますね。
次のウィナーズカップ(福井G2)も優勝を狙って、頑張っていきたいです。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/佐々木豪(S1・愛媛109期)
2/小菅誠(S2・神奈川90期)
3/伊原弘幸(S2・福井90期)
4/古川貴之(S2・佐賀93期)
5/大槻寛徳(S1・宮城85期)
6/廣田敦士(S2・三重107期)
7/内藤高裕(S2・東京96期)
号砲で伊原が飛び出し、中部ー近畿ラインが前受けとなる。
63・14・52・7の並びで周回を重ねていく。
赤板に入っても隊列は変わらずに一本棒のまま。
そして、打鐘で伊原が先行態勢に。
最終HSも初手と変わらない隊列で通過。
3番手の佐々木がやや車間を切って構える。
そして、第2コーナーから佐々木が満を持して捲っていく。
最終BSでの追い風も味方につけ、前団を飲み込む。
あとは佐々木が独走状態。
最後まで佐々木は後続を寄せつけることなく、ブッチ切りでゴール。
2着は大槻マークから最後の直線で抜け出した小菅、3着は大槻となった。
1着/佐々木豪(S1・愛媛109期)
今日は風が強かったけん、誘導の後ろでもキツかったんじゃないですかね。
2周した時点で、押さえにもこなかったので、無理する必要はないって。
シッカリ車間を見極めてから仕掛けられたので、良い展開になりました。
「地元、勝て!」のプレッシャーはありました(苦笑)。
だけど、いつものように楽しんで、好きに走れました。
昨年は前半は良かったけど、後半になってから失速してしまった。
それもあって、しばらくの間はF1中心、G1にも呼んで貰えない。
でも、そこでシッカリ勝ち切って、来年は地元記念に呼んで貰えるように頑張ります。
(P-Navi編集部)