松山G2(最終日)レポート

2018/03/21(水) 23:55

松山G2(最終日)レポート

2018年3月21日

松山G2(最終日)第2回ウィナーズカップ

【12R=S級決勝】

1/浅井康太(SS・三重90期)
2/原田研太朗(S1・徳島98期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/香川雄介(S1・香川76期)
5/村上義弘(S1・京都73期)
6/橋本強(S1・愛媛89期)
7/三谷竜生(SS・奈良101期)
8/渡部哲男(S1・愛媛84期)
9/武田豊樹(SS・茨城88期)

号砲からやや牽制はあったものの、平原が積極的に前を取りにいった。
初手は39・2846・1・75で落ち着く。

赤板周回に入る前、近畿勢が上がる。
単騎の浅井も追う。
第1センター過ぎから四国勢4車も前へ出て打鐘。

最終周回、1度、引いた形になっていた平原と武田が巻き返す。

平原はスピードに乗って最終BS、やや離れて武田が追走。

そして、最後の直線、外から武田が伸びて差し切って1着。

2着には平原が残り、近畿勢との競り合いを制した原田が3着となった。

優勝/武田豊樹(SS・茨城88期)
平原君の頑張りもあって、ワンツーを決めることができました。
オールスターで骨盤を骨折してから、ちょうど半年。
スピードが出ないんで、悩み抜きながら普段のトレーニングを考えてきた。
今日も番手戦で離されてしまったんですけどね。
ケガしたことによって、身体のリズムが全て悪くなってしまった。
シッカリ治したいという気持ちと、こういう大きな舞台で勝負したいという気持ちでしたね。
良い時も、悪い時も平原君と走ってきた。
ここ最近、決まってなかったんですけど、今日は凄く嬉しいです。
ダービー(平塚G1=日本選手権競輪)は自分の不甲斐ないレースの結果で出られないんで、シッカリ反省。
次の宮杯(岸和田G1=高松宮記念杯競輪)に向けて身体作りをしたいです。
茨城の若手に胴上げして貰ったの初めて。
脇本君だったり、新田君だったり、深谷君だったり、力勝負できる選手になって欲しい。
SSで走ってる訳ですからね、競輪を磨いていって、若手のお手本になれるように。

【9R=ガールズコレクション2018松山ステージ】

1/小林優香(L1・福岡106期)
2/奥井迪(L1・東京106期)
3/鈴木美教(L1・静岡112期)
4/児玉碧衣(L1・福岡108期)
5/石井寛子(L1・東京104期)
6/尾崎睦(L1・神奈川108期)
7/高木真備(L1・東京106期)

スタートで、昨年末ガールズグランプリ覇者・石井が飛び出す。
そして、素直に5・7・4・1・2・3・6の並びが整う。
赤板突入前、まず最後位から尾崎が上昇。
石井は引き、奥井が外から。
奥井の後ろに同県同期の高木がマーク。

そして、尾崎と奥井が競り合いながら打鐘が入る。

最終周回、ビッグレース常連ながらも無冠の児玉が一気に仕掛ける。

第1センターからは6番手にいた小林も捲くりを放つ。
児玉が逃げ、高木と小林が追う展開で最終BSを通過。

第4コーナーでも児玉、高木、小林のデッドヒートで直線勝負。
最後は外からスピードに乗った小林が突き抜けて1着。

2着は逃げた児玉、3着には高木が残った。

優勝/小林優香(L1・福岡106期)
自分で動く選手ばかりだから、早い展開になるとは思ってました。
でも、想定してたよりは早い動き、そこでも冷静だった。
踏んでいいところが2、3回はあった。
そういう内容的な部分では反省するところも多い。
競技の時よりもギアが軽くて、スカスカする感覚はあった。
だけど、練習でシッカリ修正できました。
昨日から外が伸びる有利なバンクだと思って観てました。
最後の直線は自分を信じて、1着という結果についてはイメージ通りです。
賞金も少しはみんなに追い付いたのかなって、生活も楽になります(笑)。
競技の方は今年から五輪ポイントが始まる。
ワールドカップでは常に表彰台に立てるようにしたい。
明日から伊豆に戻って練習、ロードです。

(P-Navi編集部)

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