2023/02/18(土) 20:16
第6回施設整備等協賛競輪in伊東温泉「花と海といで湯賞」(3日目)
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【伊東温泉競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
赤板で坂本紘規が石塚輪太郎を叩くと、すぐさま武田亮もスパートして、打鐘で坂本をかわして主導権を握る。6番手の石塚が最終HSから捲りを打つと、さらに最終2コーナー手前で8番手の隅田洋介も捲りを仕掛ける。大外一気にとらえた隅田が抜け出して1着。マークの久保田泰弘が2着。石塚が3着に入線した。
1着/隅田洋介(S1・岡山107期)
今回成績:特1・二2・準1
G3優勝:1回(20年6月青森)
石塚(輪太郎)と仕掛けるタイミングが被っていたが、スピードをもらって、そのまま乗り越えられればと思っていました。今日は、体が重かったが、暖かかったので体も動きましたし、1着なので(決勝に)気持ちよく臨めたらと思います。早々に競輪祭の権利をとっておきたいです。
(決勝は)阿部将大君の番手。
2着/久保田泰弘(S2・山口111期)
今回成績:一1・二4・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初
(隅田洋介に)集中して付いていこうと思ったのですが、何もかもが違い、離れました。隅田さんとワンツーはめちゃくちゃ嬉しいです。感触はいいですね。G3決勝は、初です。明日は、隅田さんから離れないようがんばります。
(決勝も)隅田さんの後ろ。
3着/石塚輪太郎(S1・和歌山105期)
今回成績:特2・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(22年12月広島以来)
踏んだ感触は、少しスカスカした感じがあったのですが、初日、2日目よりはいいと思います。(決勝へ)疲れをとって、臨もうと思っています。1着はないのですが、なんとか決勝まで来られたので、頑張りたいです。今年で30歳なので、そろそろG3と獲りたいと思っています。
(決勝は)自力。
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【伊東温泉競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板前に林昌幸が黒沢征治をおさえると、青野将大が叩いて主導権取りに出る。4番手に林、6番手に黒沢、8番手に稲毛健太で打鐘を通過。最終HSから黒沢が、最終2コーナーから林、稲毛も捲りを仕掛けるが、青野マークの竹内智彦がけん制。青野の3番手を回った佐藤愼太郎が中コースを突き抜けて1着。逃げ粘った青野が2着、竹内が3着でラインの上位独占が決まった。
1着/佐藤愼太郎(S2・福島83期)
今回成績:一4・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:初
レース中、竹内(智彦)さんがけん制に行った時、余裕がなくて、焦って前に踏んでしまいました。G3の決勝は初めて。脚は軽いです。
(決勝は)準決勝と同様に青野君、竹内さんの3番手。
2着/青野将大(S1・神奈川117期)
今回成績:特7・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(22年6月松戸以来)
2日目は、あまりいい内容の競走ではなかったので、今日はしっかり仕掛けて、頑張りたいと思っていました。最後は落車があったのですが、ワンツースリーは良かったです。今日長い距離を踏んで、先行がキツいことを思い出しました。明日も、力を出し切る競走がしたいです。
(決勝も)自力。
3着/竹内智彦(S1・宮城84期)
今回成績:特3・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:13回目(22年11月富山以来)
ワンツースリーで結果オーライ。連日、前を抜けていないですが、状態は日に日によくなっていると思います。サドルにもしっくりくるようになり、楽に脚を回せたので、明日しっかり決めます。
(決勝も)青野将大の番手。
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【伊東温泉競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板で阿部将大を叩いて、齋木翔多が先手を奪っていく。4番手に阿部、7番手に山口拳矢で打鐘を通過。最終HSで中団の阿部が捲りを仕掛ると、齋木マークの磯田旭がけん制。7番手の山口は最終2コーナーから捲りを打ち、最終3コーナー過ぎには前団をまとめてとらえて1着。追走の川口聖二が2着で岐阜ワンツー。けん制後も捲り切った阿部が3着に入線した。
1着/山口拳矢(S1・岐阜117期)
今回成績:特8・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(23年1月豊橋以来)
(齋木翔多と阿部将大が)もがき合う展開が理想でした。阿部君が、残り1周で仕掛けてくれたので、展開が向いた感じですね。連日のレースよりスピードが速かったので、キツく感じましたが、踏んだ感じ先頭に出きれるなと。
決勝は自力。(川口)聖二さんと一緒に競輪祭の権利が取れたらいいですね。
2着/川口聖ニ(S1・岐阜103期)
今回成績:一3・二4・準2
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(22年9月岐阜以来)
後輩のおかげですね。(山口拳矢に)楽に付いていけたのですが、抜ける感じが全くなくて、凄いなと思いました。この連携が上手く決まることはなかなかなくて、2人とも気持ちよく勝ち上がれました。
決勝も、拳矢の番手。後輪だけを見とくだけです。
3着/阿部将大(S1・大分117期)
今回成績:一1・二1・準3
G3優勝:1回(22年3月高知)
(山口)拳矢さんはどこからでも仕掛けてくると思ったし、力負けですね。スピード差がすごいなと思いました。最後は、柳詰(正宏)に競り勝てたので良かったです。今日のように、中団にハマってからの踏み出しに少しキレがないので、今後の練習で修正できたらと思います。
決勝は、自力です。チャンスがあればものにしたいと思います。
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日12R=S級決勝】
1/山口拳矢(S1・岐阜117期)
2/竹内智彦(S1・宮城84期)
3/隅田洋介(S1・岡山107期)
4/久保田泰弘(S2・山口111期)
5/青野将大(S1・神奈川117期)
6/佐藤愼太郎(S2・福島83期)
7/阿部将大(S1・大分117期)
8/川口聖二(S1・岐阜103期)
9/石塚輪太郎(S1・和歌山105期)
注目の並び想定は
1山口—8川口
5青野—2竹内—6佐藤
7阿部—3隅田—4久保田
9石塚(単騎)
決勝は、山口拳矢と川口聖二が結束する岐阜の2車。
準決勝同様に、青野将大の後ろに竹内智彦、佐藤愼太郎が続くライン。
阿部将大の番手には、隅田洋介と久保田泰弘が付き西3車がまとまり、石塚輪太郎は単騎の競走となった。
初日に車体故障のアクシデントに見舞われた山口だが、その後は2連勝で好調をアピール。まだG3の優勝こそ手にしていないが(G2は共同通信社杯の優勝歴あり)、やはり今開催では優勝に一番近い存在か。
しかし、3日目にして長い距離を踏んで感触を掴んだ青野や、連日の自力戦で自身の弱点を明確化した阿部が上手く立ち回ると、番手の竹内や隅田に展開が向きそうだ。また、単騎で一発にかける石塚の動向にも注意が必要だろう。
全日本選抜競輪を直後に控えているため、S級S班らの出場がない今開催ではあるが、勝ち上がった9名による激戦を制するのは誰か。また同時に、競輪祭の出場権獲得のチャンスを掴むのは、どの選手か。伊東333バンクを舞台にした熱戦にご期待ください。
\静岡G3(3日目)注目選手ピックアップ/
【3日目7R=S級特選】
「課題を修正し最終日に臨む」
1着/竹内翼(S1・広島109期)
今日は、先行基本に考えていました。打鐘で、休んでしまったのが良くなかったです。そのまま行けばワンツースリーが決まったかもしれないですね。初日の失敗が尾を引いていて、後ろに申し訳なかったです。脚の感じは凄く良かったと思います。課題の組み立てを修正して明日臨みます。
【3日目8R=S級特選】
「脚の感触は悪くない」
2着/渡邉晴智(S2・静岡73期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
(小原丈一郎の)ダッシュ、かかりも良かったので、誰も仕掛けてこられないだろうと思っていました。脚の感触は悪くない、いいと思います。地元で上のステージを走れるので良かったです。
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【伊東温泉競輪の直近レースレポート】
伊東温泉記念G3(2022年)優勝者:野原雅也
伊東温泉記念G3(2021年)優勝者:新田祐大
共同通信社杯G2(2020年)優勝者:中本匠栄
競輪ルーキーシリーズF2(2020年)優勝者:山口拳矢
伊東温泉記念G3(2019年)優勝者:三谷竜生
国際自転車競技トラック支援G3(2019年)優勝者:グレーツァー
伊東温泉記念G3(2018年)優勝者:渡邉雄太
伊東温泉記念G3(2017年)優勝者:早坂秀悟(P-Navi編集部)