2019/12/24(火) 20:01
伊東温泉G3(最終日)椿賞争奪戦
【12R=S級決勝】
1/三谷竜生(SS・奈良101期)
2/渡邊雄太(S1・静岡105期)
3/原田研太朗S1・徳島98期)
4/池田憲昭(S1・香川90期)
5/渡辺十夢(S2・福井85期)
6/伊藤裕貴(S1・三重100期)
7/中村浩士(S1・千葉79期)
8/吉村和之(S2・岐阜80期)
9/村上義弘(SS・京都73期)
中部ラインが前受け、68・195・34・27の四分戦。
青板に入り、まずは後方から前年覇者の渡邉が動き、四国2車ラインも乗っていく。
赤板突入で三谷が渡邉を叩く。
三谷の主導権かと思われたが、1度は引いた形となった伊藤が巻き返していく。
そして、伊藤が打鐘先行。
伊藤の逃げで、残り1周回。
だが、中部ラインの後ろ、3番手の位置を三谷が確保。
最終第2コーナー、三谷が満を持しての捲り。
最終BS、6番手の位置から渡邉も捲っていく。
第3コーナーで中部ラインを捲り切った三谷を村上と渡辺がシッカリ追走。
だが、外からは渡邉も追い込んでくる。
最後はデッドヒートとなったが、三谷がそのまま押し切って1着でゴール。
2着は三谷マークの村上、3着は追い込んだものの届かずの渡邉。
三谷は10月の千葉記念(in 松戸)以来、通算5回目のG3制覇。
優勝/三谷竜生(SS・奈良101期)
自分たちは3車ラインで、他は2車ライン。
そんなに長い距離は駆けないかなと。
まぁ、誰もこなければ、自分が駆けようと思っていたし。
別線を出すにしても、どちらでもいける距離でインを切れました。
詰まったら仕掛けるつもりやったので、自分のタイミングでいけたんじゃないですかね。
優勝できたんで、脚の状態は良かったんやちお思います。
今年の前半は落車があったりで……ようやく後半戦になって、徐々に、徐々に戦える状況になった。
来年はS班でなくなってしまうという悔しい気持ち。
また、G1で優勝、タイトルを獲って、赤いパンツを履きたい。
そのためにはまずは年明けの大宮記念に合わせていく。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/山中秀将(S1・千葉95期)
2/森川大輔(S2・岐阜92期)
3/瓜生崇智(S2・熊本109期)
4/岡田征陽(S2・東京85期)
5/高原仁志(S1・徳島85期)
6/西本直大(S2・大阪92期)
7/山田敦也(S2・北海88期)
山中が最内枠を活かして、前を取る。
その後ろは岡田と瓜生が競り。
あとは単騎が4車が続いて、周回を重ねていく。
青板でも並びは変わらず。
赤板突入後も動きは全くなし。
だが、第2コーナーから最後方の西本が一気に踏み込んで打鐘となる。
西本の先行で最終周回。
山中は車間を切って、2番手の位置を確保。
徐々に山中は西本との差を詰めていく。
そして、第2コーナーから捲りを打つ。
呆気なく、最終BSで山中は西本を飲み込んでいく。
山中の独走で、最終第4コーナーも通過。
そのまま山中がゴール線を駆け抜けて1着。
2着は最終BSから捲り追い込みの森川。
3着は高原の猛追を振り切った瓜生となった。
1着/山中秀将(S1・千葉95期)
レース前に間違えてオッズを見てしまって(笑)。
あまりの人気に普段のレースよりも緊張しました。
正直、踏み出しが重い、バンクコンディションが重たかったんですけど。
それはみんな同じだったのかな!?
後ろは競りでしたけど、僕に有利になる展開だった。
誰かきても単騎なので、後ろに置かれることはないなと。
最後、4コーナーで後ろを確認した時に車輪が見えなかったので、勝てるだろうと思いました。
2月の全日本選抜で落車して、なかなか上がれませんでしたけど。
前走の武雄F1で優勝して、連覇で1年は締めくくれました(笑)。
来年の目標は……まずはもう1度、G1の決勝に乗ることですね。
海老根さんから「G1決勝に2〜3回、乗ったって獲れない。9回は乗らないと」って。
だから、9回くらい決勝に乗った時が初タイトルじゃないですか(笑)。
(P-Navi編集部)