2025/11/06(木) 15:48
小田原競輪「開設76周年記念・北条早雲杯争奪戦(GIII)」が6日に開幕。9RのS級一次予選に出場した石原颯に話を聞いた。
上の舞台を見据えて内容にも拘っている石原颯。先日行われた寛仁親王牌でも突っ張り先行を見せるなど確実に戦法の幅を広げている。
「後ろ攻めになったら斬ってそのまま先行するつもりだった」と話すが、実際のレースでは押さえた上を叩かれてしまい捲りの展開に。力でねじ伏せたものの本人は納得していない。
「気持ちですね。(押さえて駆けて)2周半行けば何てことなかった。ラインで決まったのは後ろのみなさんが強かったから。納得いかないレースをしてしまった」
結果だけ見ればライン3人での連独占。しかも1着を取っているのだからこれ以上ないように思えるが、本人は満足していない。
「気持ちの部分を修正したい」と言うように明日以降は内容にも拘って結果を求める。(アオケイ・石濱記者)