熊本記念G3in久留米(3日目)レポート

2022/10/03(月) 20:56

熊本記念G3in久留米(3日目)レポート

2022年10月3日 久留米競輪G3

熊本競輪開設72周年記念「火の国杯争奪戦」in久留米(3日目)

※最終日第6レースの「競輪ルーキーシリーズ2022プラス」の前検日レポートはこちら

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【久留米競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
熊本記念in久留米10RS級準決勝
赤板で先頭に立った北津留翼が打鐘でペースを上げるも、7番手から深谷知広がスパートして、最終HSで北津留を叩き切る。北津留は3番手に入り、捲りを狙うが、深谷マークの守澤太志が牽制。深谷も粘るが、守澤が差し切り1着。2着に深谷、3着に高橋が入り、ラインの上位独占が決まった。

守澤太志
1着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特5・二1・準1
G3優勝:2回(21年6月別府記念)

深谷(知広)君が、すかさず僕の付きやすいタイミングで仕掛けてくれて、なおかつ前に出切ってくれて、すごく強かったです。北津留(翼)君は、地元の選手が付くとすごく積極的なレースをするのが分かっているので、3番手に入っても仕掛けてくると思っていました。北津留君だけを見て、ここからは僕の仕事だと。結果ラインで決まったのでバッチリです。脚の感じは、日に日に良くなっていると思います。
決勝は、小松崎さんの番手です。優勝を目指して頑張りたいと思います。

深谷知広
2着/深谷知広(S1・静岡96期)
今回成績:特2・二1・準2
G3優勝:17回(22年8月小田原記念)

できれば前からの組み立てではない方がいいと思っていたのですが、受けて立ちました。構えてもラインが潰れるので、とにかく早めに仕掛けようと。バンクも重かったので、きつかったです。2着に残れているので悪くない。感触や状態は良くないのですが、それ以上に、地のパワーがしっかり発揮できていると思うので、練習で培った強度が支えてくれていると思います。
決勝は、自力です。また頑張ります。

高橋陽介
3着/高橋陽介(S1・青森89期)
今回成績:一3・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(18年8月小田原以来)

最終BSは、瓜生(崇智)が後ろにいると思ったので、絶対に内を空けられないし、守澤(太志)が(北津留翼を)止めてくれたから、3着までの権利ができました。脚を消耗していたので、最後は3着をキープするのが精一杯。後ろから抜かせないことに徹しました。今日も昨日も踏み出しに離れていないので、調子は悪くないと思います。
決勝は、北の4番手です。

10Rレース結果

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【久留米競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
熊本記念in久留米11RS級準決勝
松本秀之介が上昇を開始するも、赤板過ぎに山根将太が突っ張り、そのまま先行態勢に入っていく。松本は3番手で、坂本周輝が松本の番手で並走となり、小松崎は7番手に下げる。松本後位は松岡貴久が守り切るが、最終2コーナーから小松崎が自力発進。前では松浦悠士が後続をけん制する中、小松崎は前団を捲り切って1着。2着に松浦、3着に小松崎マークの佐々木雄一が入線した。

小松崎大地
1着/小松崎大地(S1・福島99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特7・二1・準1
G3優勝:1回(17年3月大垣記念)

踏み込んだ瞬間は出が悪いと思ったのですが、(坂本)周輝も引かずに頑張っていたので。しっかりラインの後ろを引き連れて行かないといけないと思ったので、頑張りました。自分の感覚としては、良くもなく、悪くもなくの感じですが、ラインに助けられているおかげです。しっかり休息をとって、決勝に臨みたいと思います。
決勝は、自力です。

松浦悠士
2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二2・準2
G3優勝:17回(22年9月岐阜記念)

(最終BS過ぎ)松本(秀之介)が仕掛けてくれたら3車並走になるので、小松崎(大地)さんも止まるかなと思ったのですが、松本君を越えてからグッときたし、ラインも2車なのでバチっと止められないので、どうにか(山根将太が)残ってくれればという感じ。難しい判断でした。状態はよかったです。深谷(知広)さんの仕上がりがかなり良くて脅威ですが、なんとか対抗できるようにしたいです。
決勝は、自力自在です。

佐々木雄一
3着/佐々木雄一(S1・福島83期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:1回(21年9月青森記念)

予想外の展開だったのですが、(小松崎大地が)上手く臨機応変に戦ってくれたと思います。調子自体はいいのですが、それ以上に周りが強いので脚力を連日削られている感じですね。
決勝は、北の3番手です。

11Rレース結果

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【久留米競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
熊本記念in久留米12RS級準決勝
打鐘前に先頭に立った小原丈一郎が主導権取りに出ると、中団は内に郡司浩平で、外の阿部将大は最終HSから仕掛けていく。阿部の仕掛けは小原マーク永澤剛の牽制で不発に終わり、最終2コーナー過ぎから郡司が捲りを打つと、最終2センターで小原をとらえて先頭に立つ。郡司にはマークの村上博幸が続き、村上はゴール前詰めるも、郡司が押し切り1着。直線伸びた松岡辰泰が3着で地元記念の決勝進出を決めた。

郡司浩平
1着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二2・準1
G3優勝:14回(22年4月川崎記念)

打鐘前のところで車間が空いてしまい、そこで脚を使ったので捲った感じは苦しかったですね。もう少し踏みながら飛びつければ、もっと楽な展開にもっていけたと思うので反省ですね。2日目に長い距離を仕掛けて踏めた分、3日目は短い距離を楽に踏み込めましたとい思います。初日、2日目の戦い方が大事になってくると思いました。しっかり先を見て勝ち上がれたと思います。
決勝は、深谷(知広)さんの番手。

村上博幸
2着/村上博幸(S1・京都86期)
今回成績:特6・二3・準2
G3優勝:8回(19年2月奈良記念)

半年休んでいて、今日のような番組構成、責任のある位置で、どう結果を出すか。集大成ではないですが、それくらいの気持ちで緊張しました。これで勝負できたら、もう一度G1の準決勝で高ぶる気持ちで走れるかなと。最後は抜けなかったですが、あれだけ詰めよれれば十分かな。初日は戸惑いもありましたが、昨日、今日と展開をしっかり見られているし、身体も反応してきていると思います。
決勝は、松浦(悠士)に行きます。番手です。

松岡辰泰
3着/松岡辰泰(S1・熊本117期)
今回成績:特9・二1・準3
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(22年8月岸和田G3以来)

阿部将(大)があれだけ外でやめずに踏んでくれていたので、それを目標に仕掛けてもと思ったのですが、後手をふみました。自分達のラインに甘いところがありましたね。ミスをなくしていきたい。最後、直線で伸びてよかったと思うのですが、後ろの上田(尭弥)には申し訳なかったです。なんとかギリギリ勝ち上がれました。
決勝は自力、単騎で頑張ります。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催

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【熊本記念in久留米G3(最終日)12R=S級決勝】

1/松岡辰泰(S1・熊本117期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/小松崎大地(S1・福島99期)
4/村上博幸(S1・京都86期)
5/守澤太志(SS・秋田96期)
6/高橋陽介(S1・青森89期)
7/松浦悠士(SS・広島98期)
8/佐々木雄一(S1・福島83期)
9/深谷知広(S1・静岡96期)

注目の並びは
9深谷-2郡司
3小松崎-5守澤-8佐々木-6高橋
7松浦-4村上
1松岡(単騎)

決勝は、連日力強い走りの深谷知広に、好調の郡司浩平が続く南関東2車。
落ち着いた競走で連勝の小松崎大地に、S級S班の貫禄を見せる守澤太志、さらに佐々木雄一、高橋陽介が結束する4車の北日本勢。
難しい展開をしっかり戦った松浦悠士の番手には、村上博幸が回る。
そして、唯一地元勢から勝ち上がった松岡辰泰は単騎の競走となった。

日々の練習で土台がしっかりできつつある深谷が郡司を連れて早めの仕掛けをしてくるか。小松崎が4車ラインの厚みを活かして主導権を握るなら、北日本の上位独占の可能性も。松浦は、流れを見極めて展開を有利に運ぶことができるのか。そして地元の期待を一身に集める単騎の松岡の動向は。
好調ひしめく決勝メンバーの戦いに注目です。

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【久留米競輪の開催レポート・プレイバック】
2022年6月久留米記念G3
優勝:北津留翼
2021年10月熊本記念in久留米G3
優勝:嘉永泰斗
2021年6月久留米競輪G3
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2020年10月熊本記念in久留米G3
優勝:郡司浩平
2020年6月久留競輪G3
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2020年3月国際トラック競技支援競輪G3
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2018年10月熊本記念in久留米G3
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2017年10月熊本記念in久留米G3
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2017年6月久留競輪G3
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