2021/09/11(土) 20:09
松阪記念G3(3日目)
松阪競輪開設71周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」
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【10R=S級準決勝】
単騎の山田諒が打鐘前から仕掛けるが、佐藤龍二が突っ張って神奈川ラインが先行態勢に入っていく。最終HS過ぎに6番手の清水裕友が捲りを放つと、最終3コーナー過ぎには前団を捕らえて先頭に立つ。清水マークの中本匠栄が続いて、直線では両者が完全に抜け出す。清水が押し切り1着、2着に中本でワンツー。守澤太志は目標の高橋晋也が捲り不発も、内から抜け出して3着に入線した。
1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特7・二2・準1
G3優勝:6回(2020年11月防府記念)
※今年2月の松阪でG2ウィナーズカップを優勝
2着/中本匠栄(S1・熊本97期)
今回成績:一2・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:7回目(2021年6月別府記念以来)
3着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特2・二2・準3
G3優勝:2回(2021年6月別府記念)
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【11R=S級準決勝】
赤板で宮本隼輔が前を抑えたところを、皿屋豊が打鐘で叩いていく。すぐさま坂井洋も反撃に出て、最終HSで皿屋をカマシて関東ラインが主導権を奪い返す。浅井は切り替えて前を追う。坂井マークの平原は後続の仕掛けを牽制しつつ直線抜け出して1着。捲りで迫った浅井が2着、3着に大外強襲した宮本マークの園田匠が入った。
1着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:特4・二1・準1
G3優勝:27回(2021年3月大垣記念)
2着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特6・二1・準2
G3優勝:29回(2020年12月別府記念)
3着/園田匠(S1・福岡87期)
今回成績:一2・二1・準3
G3優勝:3回(2016年5月宇都宮記念)
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【12R=S級準決勝】
打鐘過ぎに宿口陽一が先頭に立つと、小松崎大地が仕掛けて北日本ラインが2車で先行態勢に入っていく。宿口は3番手に入り、8番手となった郡司浩平は最終HSから捲りを仕掛けていく。好位置キープした宿口は最終BS過ぎに捲りを打つと直線で北日本ラインを捕らえて1着。マークの木暮安由が2着で関東ラインのワンツー。ここまで連勝だった郡司は3着で決勝進出を決めた。
1着/宿口陽一(S1・埼玉91期)
今回成績:特5・二3・準1
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(2021年4月西武園記念以来)
2着/木暮安由(S1・群馬92期)
今回成績:予1・二2・準2
G3優勝:3回(2013年9月向日町記念)
3着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準3
G3優勝:11回(2021年4月川崎記念)
※G3優勝の( )は直近の優勝開催
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【最終日・12R=S級決勝】
1/浅井康太(S1・三重90期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/宿口陽一(S1・埼玉91期)
4/中本匠栄(S1・熊本97期)
5/守澤太志(SS・秋田96期)
6/木暮安由(S1・群馬92期)
7/清水裕友(SS・山口105期)
8/園田匠(S1・福岡87期)
9/平原康多(SS・埼玉87期)
注目の並びは
2郡司-5守澤
3宿口-9平原-4木暮
7清水-4中本-8園田
1浅井(単騎)
S班4名をはじめ初日特選メンバーが6名と順当に勝ち上がりを決めてきた。
3車優出した関東勢は、宿口、平原の埼玉連携に、3番手で木暮が続く。
郡司には守澤がついて初日特選と同様にSS連携。
準決勝でワンツーだった清水には中本が再度つき、中本の後位は園田が回る。
地元の浅井は単騎で一発を狙い、決勝は細切れ戦となった。
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【蒲生氏郷杯王座競輪・決勝データ】
・松阪競輪の直近のグレードレース
ウィナーズカップ(2021年)優勝者:清水裕友
共同通信社杯(2019年)優勝者:郡司浩平
松阪記念(2019年)優勝者:村上博幸
松阪記念(2018年)優勝者:稲川翔
・松阪での優勝歴
清水は今年3月のG2ウィナーズカップを制覇。また郡司は2019年9月に松阪でのG2共同通信社杯で自身2度目のビッグレース制覇を成し遂げている。
松阪記念G3を制しているのは浅井(62周年)、園田(60周年)の2人。地元地区の記念となる浅井は9年ぶり2回目の優勝を目指す。
・平原と宿口の連携
今節初日は黒沢征治-宿口-平原の並びで、黒沢の落車もあり、平原4着、宿口が5着。その前に同乗した今年1月の大宮記念の初日特選では長島大介-宿口-平原の並びで、平原が1着、宿口2着のワンツーを決めている。宿口がラインの先頭で平原がマークしたのは、昨年11月の四日市記念の決勝以来。その時は平原2着、宿口9着という結果だった。
・郡司と守澤の連携
今節初日特選でも連携して、郡司が1着、守澤2着のワンツーを決めている。今年6月の別府記念の決勝でも両者は連携しており、郡司の捲りを守澤が差し切って優勝を果たしており、連携相性は良好だ。
・郡司と清水の対戦
初日は清水が先行して(7着)、8番手から郡司が捲って1着だった。両者の同乗したレースは7レース連続で郡司が先着中。自力戦で清水が先着したのは、4月川崎記念の初日特選で清水が4着、郡司が6着。また3月当地のウィナーズカップ決勝では松浦悠士と連携した清水が1着で、郡司は5着だった。(P-Navi編集部)