【飯塚オートG1】鈴木圭一郎が今年5回目のグレードレース優勝!「ホッとした気持ちとすごく嬉しい気持ち」

2025/11/24(月) 18:30

2025年11月24日 飯塚オート
庄内のやきにく王国presents
G1開設69周年記念レース(最終日)


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今月頭にSG日本選手権の激戦が繰り広げられた飯塚オートレース場において、再びトップレーサーが集結して「開設69周年記念レース」が20日より5日間のシリーズで争われた。
オール良走路で天気に恵まれた開催となったが、高配当決着も多く、シリーズは激戦一途に。地元勢は有吉辰也、荒尾聡が準決勝敗退、ほかにも前節のG2オートレースメモリアルを優勝した永井大介や中村雅人、昨年覇者の鈴木宏和らもファイナル進出を逃すことに。一方で抜群の動きを見せたのが佐藤貴也で、初日からただひとり4連勝で勝ち上がり、完全優勝に王手をかけた。地元からは篠原睦と岩見貴史の2名、さらに佐藤摩弥や過去当大会を3度制している鈴木圭一郎らが優出を果たし、優勝戦は0mオープン戦の構成となった。

※4日目レポートはこちら

【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 良走路(走路温度17度)
*0mオープン戦
1/佐藤貴也(浜松29期)3.32
2/篠原 睦(飯塚26期)3.32
3/佐藤摩弥(川口31期)3.31
4/高橋義弘(川口29期)3.32
5/栗原佳祐(浜松36期)3.31
6/鈴木圭一郎(浜松32期)3.28
7/伊藤信夫(浜松24期)3.32
8/岩見貴史(飯塚29期)3.31
※右数字は試走タイム

最終日は曇りの良走路。試走は3.28で鈴木圭一郎が抜けた時計でトップ、他の7選手はタイム的な差がなく3.31から3.32をマークした。オッズは試走一番時計の鈴木と完全優勝を狙う佐藤貴の折り返しが支持を集めていた。

0mに8車が並び、スタンドからの歓声がひと際大きくなる中、優勝戦がスタート。先制して逃げる佐藤摩を、道中で高橋がさばいて先頭に立つが、序盤から3番手の好位置につけていた鈴木が6周回3コーナーで高橋をかわして、押し切り優勝のゴール。G1に限れば、今年5月浜松のゴールデンレース以来で、通算22回目の優勝。この開設記念レースは2年ぶり4回目の制覇となった。また、グレードレースは8月のSGオートレースグランプリ以来、今年5回目の優勝で、今開催の最上位ランクの意地を見せた。

◆レース展開

優勝戦のスタート
1周回。3・佐藤摩弥が先頭で、2番手に4・高橋が続く
4周回目に4・高橋が3・佐藤をとらえる
6周回3コーナーで6・鈴木が先頭に立つ

スタートは佐藤摩が飛び出して先頭に立ち、高橋が2番手、内枠の佐藤貴、篠原も好意位置に付けるが、両者の内を鈴木が入って3番手に付ける。佐藤摩が逃げで、すぐ後ろに高橋が続き、4番手から佐藤貴も差を詰めてくる。4周回目に高橋が佐藤摩をとらえて先手を奪取、鈴木、佐藤貴も続いてポジションをそれぞれ上げる。2番手の鈴木は6周回3コーナーでで高橋をかわして先頭に立つと、リードを広げて優勝のゴール。最終周回で高橋をとらえた佐藤貴が2着、高橋が3着に入線した。

【飯塚オートG1開設記念レース・優勝戦】
2連単6-1 570円(2番人気)
3連単6-1-4 11,510円(35番人気)

優勝/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走車名:カルマ3K
ランク:S3
競走タイム:3.378
今節成績:1着・1着・5着・2着・1着
次走出場予定:浜松(11月29日〜12月2日)

ありがとうございます。久しぶりに勝てて、ホッとした気持ちとすごく嬉しい気持ちです。(試走は)すごくタイヤも滑りが少なく、エンジンの感じも良くて、手応えはありました。スタートは最近の中でもよく切れたと思います。(道中は)自分の方が直線強めだったので、いけるところでいこうと思っていました。いろいろ整備して、最終的に今日は3日分、働いたと思います。次は浜松で新走路なので、またいいレースができるように頑張ります。

(P-Navi編集部)

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