2024/09/26 (木) 18:15
先日行われました、サッカー日本代表のワールドカップアジア最終予選。日本は中国、バーレーン相手にゴールラッシュ&0封で勝利。ワールドカップ8大会連続出場へ向け、しっかりと結果を残しました。
さて、サッカーといえば、筆者は今年からサッカーの試合会場での「スタジアムDJ」の仕事を担当しております。
「スタジアムDJ」。
一言でいえば、場内アナウンス。しかし、淡々と案内放送をするのではなく、盛り上げ系のMCです。
そして「DJ」という肩書きから、場内でかける音楽の選曲も担当。
練習中、スターティングメンバーの発表、選手入場前、選手入場時、後半開始前、試合終了後など。メンバー発表もホームとアウェイでは曲調は全く異なります。前半を終え、後半戦開始直前。前半戦がどのような試合展開かによって、試合後の選曲も勝利時と敗戦時では変わってきます。
引き分けもポジティブなドローなのか、そうでないのかによって変わるため、喋りながらの選曲は、かなり神経を使うものでもあります。
スタジアムの雰囲気作りを日々模索しながらも、チームの動向と共に、その楽しさを味わっています。
チームとしても、スタジアムDJを本格的に稼働させたのは今シーズンが初めて。すなわち、前任者がいない中で一から考えていく、作り上げていく楽しさがあります。
さて、そして公営競技。
公営競技の「音」も非常に大事な要素。
そして、まず頭に浮かぶのは『ファンファーレ』ではないでしょうか。
全国全てのレース場で統一されている競技もあれば、レース場ごとに違う競技も。
あとはレースのグレードでも変わります(そういえば、飯塚オートのオリジナルファンファーレ、あれは復活しないんでしょうか?個人的に好きだったのですが)。
ファンファーレの最大の魅力は、これからレースが始まりますという単純な合図ではなく、気持ちが昂る「高揚感」や「非日常」にあると考えています。
筆者的には、昔のボートレース(まだ「競艇」の時代)のファンファーレが最高で、とくにSGと一般開催の優勝戦ファンファーレが大好きでした。
筆者がボートレースの実況を始めた頃は、まだ旧ファンファーレ。
開催最終日の最終レース。
優勝戦ファンファーレと同時にピットアウトする6艇。
ファンファーレと待機行動に移る6人の選手の姿が相まると、毎回鳥肌が立つのです。鳥肌が立ってから喋り出すというのが、当時の森泉青年のルーティーン(?)でした。
気持ちが昂るという意味では、喋り手側にもあるということです。
オートレースの優勝戦ファンファーレも気持ちが昂りますし、身を清められる感覚があります。そして、ファンファーレもいいですが、オートレースであればピットアウト時や試走BGMも気になるところ。
先日伊勢崎オートで開催された「オートレースふなばしプレゼンツ 黒潮杯」。
優勝戦ピットアウト時には、かつて船橋オートで流れていたというBGMが鳴り響き、ファンの皆さんも思いを馳せたことだと思います。
昔からのオートレースファンという方々の多くから、
「船橋はBGMが良かった!」
という話をよく聞きます。
「これから始まる!」という高揚感、非日常感を演出する意味では、ファンファーレ並みに大事な箇所ですので、ここにどのようなBGMが入るのかは、興味深いところであります。
ちなみに、序盤に記しましたスタジアムDJ。
特に試合前は、公営競技ファンお馴染みの曲をあちこちに散りばめています。
選手入場前の緊張感ある時間には、伊勢崎オートの発走時BGM「Black Sacred Storm」や、ボートレース多摩川の12レース締切後のBGM「霊界」(これは結構ファンが多い名曲)。ボートレース江戸川にて10年くらい前まで周回展示で使用されていた「オーメンズ・オブ・ラブ」など。
サポーターやファンの中に公営競技ファンの方がいらっしゃれば、ピクッと反応してくれそうなものを選曲。
公営競技も実に名曲揃い! もし他競技、他場で雰囲気ある名曲がございましたら、ご一報いただけると幸いです(権利の関係もありますが、個人的には船橋オートの試走BGMをどこかで使ってみたいと思っています。ちょっと大黒摩季さんっぽい曲調がいいですね)。
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※今後の放送予定
10月1日(火)〜10月3日(木)【飯塚オート 一般開催】
10月21日(月)〜10月22日(火)【飯塚オート G2オーバルチャンピオンカップ】
10月30日(水)〜10月31日(木9【川口オート SG日本選手権オートレース】
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2位:チャリカ5,000円分
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1位:チャリカ9,000円分
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多くの方のご参加をお待ちしております。
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【オートレース/今後の記念レース日程】
10月10日(木)〜14日(月・祝)
G2若獅子杯争奪戦(山陽)
10月18日(金)〜22日(火)
G2オーバルチャンピオンカップ(飯塚)
10月30日(水)〜11月4日(月・祝)
SG第56回日本選手権オートレース(川口)
森泉宏一
生まれは東京、育ちは広島、富山。学生時代に喋りの仕事を志し、2009年にボートレース実況でアナウンサーデビュー。2017年からはオートレース実況も始める。現在はYouTube配信番組などの出演も多く、「チャリロト劇場 燃えろ!!オートレース」出演時はMCも務める。パーフェクタナビでは「森泉宏一の実況天国」コラム連載中。プライベートでは2022年に年間100本の万車券的中を達成。試走タイムが出ない選手や逃げが得意の選手を好む傾向にある。公営競技を含めた日々の仕事の様子などを投稿している「森泉宏一のモーリーチャンネル」も絶賛更新中。