2019/10/02 (水) 08:37
みなさん、こんにちは!
最近、月1回ペースで万車券を当てている木三原さくらです( -`ω-)どや!
……待って、待って!イラッと、してページを閉じないで〜!
はい、すみません。最近チョコチョコと、万車券が当たるものですから、つい少しだけ浮かれてしまいました。この好調の要因がどこにあるのか考えてみると、狙い目を絞りすぎてしまう車券の癖がなくなってきたことではないかと思います。
私はこれまで絞ることが正義だと思っていました。そもそも当たりというものは基本的に1つの賭け式に1つしかありません。つまりレースの決着がついた時、3連単の場合は503通りが水の泡となります。一本の釣糸で巨大マグロを釣り上げる大間の漁師のように、男らしく、格好良く当たりを引き当てることが理想だと考えていました。もちろん、理想はあくまでも理想です。結局のところ当たって儲かれば何でも良い訳ですが、そんな『ちょっと格好良く当てたい』という気持ちを私はズーッと、持っていたのです。その結果、絞れるところは絞るのが私の中の鉄則になりました。さすがに1点勝負とまではいけませんが、私が3連単を買う時は1着固定がほとんどで、そこから2着、3着を決めていきます。考え難い組み合わせや、2着までに届かなそうな選手などを考え、基本は6点までに絞り、多くても10点までに抑えるのが理想だと思っていました。
ここでハッキリ言いますね。この買い方は抜け目や裏目が多過ぎます!!
レース後に「(3着以内の選手)全員、買っているのにー!」と、叫んだことは数知れず。ショックで床に崩れ落ちた数は足を運んだことのある競輪場の数とイコール。
先日9月20日の松戸競輪場でもこんなことがありました。そのレースで人気になっていたのは高橋晋也(A2・福島115期)選手。チャレンジから特進して、最初のF2川崎でも完全優勝していました。場内で行われた予想会でも吉井秀仁さんが「今節は高橋を完全優勝で見送る一節」というくらい、新人ながら力上位の存在でした。強い新人選手が参戦するレースで問題になるのは、展開は置いておいて、番手の選手がついていけるかどうか。2・高橋選手に番手選手がついてきてワンツーが人気になっていたので、それならばと、番手選手を切って2-157-1357という目で勝負に出ました。レースの結果は2-1-6。払戻金は3万4,390円。3着に入線したのは516で並んでいたライン3番手の6・花村直人(A2・三重71期)選手でした。花村選手は49歳になった今も自力で走ることがある私の大好きな選手の一人。そんな選手を買わなかった私が悪いのですが、あきらめの悪い私はリプレイをみながらも「7番車、止めて~!花村さんを止めて~!」と、見苦しい懇願をしてしまいました(苦笑)。よく見てみると、7・山原利秀(A2・高知63期)選手も花村選手をブロックしにいっていました。その上を越えて最後の直線で思いっきり踏んでいる花村選手の姿を見て大反省。自己嫌悪に陥りながらも、力を振り絞って花村選手に賞賛の拍手を送りました。
レース後に、周囲の人からは2着に1番車を入れているなら、3着には1番車とラインの6番車も買わないと!と、言われました。いや……でも……もう言わないでと、私は半ベソ状態に。思い返せば3着に6番車を入れても10点買いなので理想の範囲内なのですよね。それなのに絞り過ぎてしまい、いつの間にか自分の首を締めていたのだと、反省したレースでした。
その反省を活かして、翌日の高橋選手のレースは絞り過ぎずに少し広げて15点を購入。そして、2万6,630円の万車券をゲットすることができました!
私の9点、15点予想について、点数が多いと思う方も、少ないと思う方もいると思います。競輪の展開予想が十人十色であるのと同じで、賭け方も人それぞれ。さらにお財布事情にも合わせて変わってくることなので、人から教わった通りとはいかないですよね。私は競輪歴6年ですが、ギャンブル歴も6年。この6年はまさに身銭を切っての「修行の日々」。3連単に限らず7通りの賭け式全部に面白さがありますし、購入金額を配分する難しさはいまだに感じているところです。やはり買うなら儲けたいし、儲けるなら大きく!そう思うと、まだまだ修行の日々は続くのでしょうね。
選手の走りに「競輪道」という言葉がありますが、ファンの競輪投票には「車券道」があると思います。積み重ねてきた当たりと外れ車券の分だけ、自分だけの「車券道」を極めて、儲けに繋げていきたいものです。
木三原さくら(きみはら・さくら)
1989年3月28日生 岐阜県出身
2013年夏に松戸競輪場で
ニコニコ生放送チャリチャンのアシスタントとして競輪デビュー
以降、松戸競輪や平塚競輪のF1、F2を中心に
競輪を自腹購入しながら学んでいく
番組内では「競輪狂」と、呼ばれることもあるほど競輪にドはまり
好きな選手のタイプは徹底先行
好きな買い方は初手から展開を考えて、1着固定のフォーメーション
“おいしいワイド”を探すことも楽しみにしている
木三原さくら
2013年夏に松戸競輪場で ニコニコ生放送チャリチャンのアシスタントとして競輪デビュー。 以降、松戸競輪や平塚競輪のF1、F2を中心に競輪を自腹購入しながら学んでいく。 番組内では「競輪狂」と、呼ばれることもあるほど競輪にドはまり。 好きな選手のタイプは徹底先行! 好きな買い方は初手から展開を考えて、1着固定のフォーメーション。 “おいしいワイド”を探すことも楽しみにしている。