奈良競輪場で開催中の「青垣賞争覇戦」は、13日に2日目を迎えた。準決勝8Rを制し、決勝進出を決めた神田紘輔に話を聞いた。
神田紘輔は、川崎、岐阜とFIシリーズを2場所続けて優勝しており近況は絶好調モード。充実した練習環境が好調の要因だという。
「練習メンバーは大石崇晴、同期の窓場千加頼、安藤直希に、弟子の土生敦弘ら。自分と千加頼はダッシュが無いぶん、他のメンバーに引っ張られて出足の強化ができている。中心は街道だけど4月からは奈良バンクにも入ったりして柔軟に乗り込んでいます」。
準決は伊原克彦のカマシを追って余裕差し。「余裕もあったし、もう少し車間を切れたかな」と気配は引き続きいい。
決勝は同郷の先輩である稲川翔の前々自力に乗ってゴール前勝負に持ち込み、3連覇にチャレンジする。