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【不死鳥杯】久米康平「四国は落ちても走る文化」

2022/07/09(土) 15:30 0 3

福井競輪場の「開設72周年記念・不死鳥杯(GIII)」は9日、3日目を迎えた。4レースのS級選抜で1着を取った久米康平に話を聞いた。
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2日目の二次予選で落車した久米康平。ただ、3日目も元気に走り1着を取った。

 日本で一番落車が多いのは小倉竜二だが、怪我にも一番強い。折れていても折れているとは言わない、鉄人ぶりを発揮している。

 次が香川雄介だが、落ちても滅多に大きな怪我には繋がらない。しかも休まず走っている。小倉竜二の弟子の阿竹智史も落車が多いが、途中欠場は少ない。これも師匠のオグリューを近くで見ているからだらう。

 久米康平は「四国には落ちても走る文化があると池田憲昭さんが言っていた(笑)。僕も2日目に落ちたけど、体も自転車も問題なかった。ただ、車輪だけ壊れたので、借りて走った。痛くないと言えば嘘になるけど、周りの先輩が、凄すぎるので」。

 昔は、自力選手は落車すると欠場するのが当たり前だった。だけど、今は普通に走る。医療品の充実もあるが、これも競輪界にとって良い文化。もちろん、落車して良い事はひとつもないし、ファンの車券や選手の安全の為にも無事なレースが多い事を願いたい。(町田洋一)

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