2022/06/24(金) 16:45 0 2
26日から前橋競輪場でナイター競輪「関東プロスポーツ杯(FII)」が開催される。今節の見所を町田洋一氏に伺った。
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超イケメンの寺沼将彦が決め脚を発揮する。来期はS級に復帰するが、自力から追い込みに脚質をチェンジ。これが成功して、今期は4度のV。レインボーカップファイナルは3着以内に入れず、S級に特進出来なかったが、一度も決勝進出を外していない。これなら来期のS級戦の活躍は約束されている。東京同士の柿本大貴は配分欠場になったが、埼京ラインで植原琢也や荒木貴大を目標に出来る。
植原琢也は黒沢征治、森田優弥と共に、埼玉三羽がらすと呼ばれた時期もあり、ポテンシャルは高い。1月開催の当地で優勝している。
小林弘和も安定した成績を残し、優勝候補の一人。九州で特別昇班した田川翔琉や、西のラインで林昌幸などに目標を絞る。
林はルーキーチャンピオンで3着に入った実績もある。当地は初出走だが、圧倒的なバック数は、ドームバンクにマッチしている。もちろん、四国ラインの連係で林に二條祐也も考えられる。前川大輔も競走得点をアップして、現状、キャリアハイの成績。来期もA級1班のままだが、このままだと今期はS級の点数を確保しそう。三澤康人や丸山貴秀との北日本ワンツーも可能。
地元は須藤直道と高橋由記が参戦。須藤は決め脚が冴えており、近況上昇中で決勝進出が目標。高橋は点数的に予選を突破出来るかだ。
チャレンジは中込健太の完全優勝が有力。新人や若手機動型が少なく、こんな時には、きっちり数字を残しておきたい。4月開催の松戸と高知で連続優勝している。