閉じる

【大宮競輪・ルーキーシリーズ】親子鷹・原田翔真が和歌山を選んだ理由

2022/06/11(土) 10:45 0 3

4月から6月にかけて全4戦行われる「競輪ルーキーシリーズ2022」は、11日から大宮競輪場で第4戦が開幕。初日11Rに出走する原田翔真に話を聞いた。
▶出走表はこちら

小学生の頃からの夢を叶え競輪選手となった原田翔真

 会うのを楽しみにしていた選手がいる。
 フレッシュな顔ぶれが揃う検車場を見渡し、ひと目でわかった。先日、取材をした原田隆の息子・原田翔真だ。父そっくりな顔立ちに「似ている、似ている」と思わず心の中で20回つぶやいた。

 自転車競技歴から伺った。
「中学時代は兄の影響でBMXをやっていた。ちなみに、いま兄は神奈川でフレームビルダー(※)として自転車関連の仕事をしています」。

 なんと競輪選手のフレーム制作にも携わっているそう。兄の手掛けたフレームで、父・隆との親子連係…それもまたドラマがある。

「高校から自転車競技を始めました。種目はどっち付かずで、オールラウンドにやっていた(笑)。その経験を活かせるといいのですが…。選手になろうと決めたタイミングですか? やはり父の影響もあり、小学生の頃から競輪選手になりたいという志は持っていた」。

 親子であり、師弟の関係のふたりだが"大阪と和歌山"互いに異なる登録地。以前に父・隆にも話を聞いたが、和歌山で選手になった経緯を本人にも聞いてみた。

「転機は初めて養成所を受験したとき。それまではずっと父と練習をしていたし、大阪支部として受験しました。そんなときに車輪に不具合があって(苦笑)。困っていたら和歌山支部の方々が助けてくれたんです。中畑正彦(引退)さんが親切にしてくださった。試験には落ちてしまったけれど、そういったご縁もあったし、和歌山のアマチュア選手の練習の雰囲気や環境の良さを感じて和歌山で選手を目指すことにしました」と語る。

 その後、和歌山で鍛錬を積んだ翔真だが、この度、3度目の正直で養成所に合格したという。「3度目で合格。ずっと競輪選手を目指していたし、やっとスタートラインに立つことができて嬉しいです」と微笑む表情はやはり父・隆と似ている。

「まずは先行で勝てるよう頑張っていきたい。最終的には何でもできる選手に、古性優作さんのようになりたい。一緒に練習させてもらって古性さんの強さ、S級S班の凄さを間近で感じることができた。身近にそういう存在の選手がいると刺激を受けるし、モチベーションが上がりますね」。

 記者はなんだか嬉しくなった。話を聞いていると、しっかりと父・隆の教えを理解しているように感じられたからだ。原田(隆)さん! オトンの想い、息子さんに伝わっていますよ!(アオケイ・八角記者)

※設計から製造まで、自転車のフレームを制作する職人。ちなみにメーカーはSTRATOS(ストラトス)とのこと。

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票