2022/06/10(金) 16:00 0 6
デビュー初戦(松山)は2着、予選2は6着、決勝でも6着と前評判の走りからは程遠く感じた又多風緑。ただデビュー2場所目の四日市では初日こそ畠山ひすいと踏み合う展開で7着も内容は十分。予選2で嬉しい初勝利を挙げ、決勝でも2着としっかり反省を生かしているところは流石。
「松山は不甲斐ない走りで不完全燃焼。四日市はその反省を生かして結果はまずまずでした」と自己採点は厳しめ。
今節の目標について尋ねると「当然優勝。早く優勝回数の所に『1』って付けたいんです(笑)」と新人らしい一面を見せた。「練習も同期の小林真矢香さんとしっかりバンクで練習してきたし、まずは初日で勝っていいスタートを切りたい」と意気込んだ。
脚質はダッシュという又多だが、在所時の決まり手は先行21、捲り14、追い込み6と幅広い攻めを持つオールラウンダー。当然初日から人気になるだろうし、在所順位1位の意地を見せ幸先のいいスタートを切る。(アオケイ・松野記者)