二日目の5Rは見せ場十分だった。

　最終1センターから車を外すと捲り発進。33特有の「3コーナーの壁」で止まってしまい、結果は5着だったが、見ているこっちをワクワクさせてくれた。

　本人はレース後「自分を勘違いしていました」というが、仕掛けた姿勢は立派だった。

　数十分後、最終日の番組が発表されると山内は再び自分で動く番組となった。

　そこで後輩の伊藤拓人が登場し「もちろん大作さんに任せます。大作さんは3月の静岡で先行してくれた。優しいですからね」とチクリ。

　それに対し山内は「今回は先行するか分からないよ(笑)」と後輩のひと言に対しドキッとしていたが、それでも「前々には攻めるから」と意気込んだ。

　実際3Rは本格先行不在のレースで先手取りの予想も難しい一戦。可愛い後輩の前で山内が逃げちゃっているシーンも十分あり得る。(アオケイ・石濱記者)