5番手からレースを進めた河内。外、外のレースもうまく立ち回り、ゴール前に伸びを見せたが、4着に終わった。ゴール前のハンドル投げもだいぶ早すぎてしまったようで、「今日はレース前の控え室で急に緊張してしまったんです。プレッシャーというわけではないのですが、勝とう勝とうという気持ちが強すぎてしまって…」と、しょんぼりしながら振り返ってくれた。

「四日市シリーズに入る前までに、三好恵一郎さん、小林泰正さんといった群馬のS級選手の人たちにバイクをひいてもらいました。“前に踏む力はあるんだよ” “一回失敗してしまったことを繰り返しちゃいけないよ” とポジティブな言葉をかけてくださったのに、悔しい結果が続いていて…」と、またまたしょんぼりムードに。

　テレビをはじめ各種メディアからも注目されていることについて聞いてみると「とても嬉しいです。嬉しいですけど、結果が伴わないのが申し訳なくて…」と、終始しょんぼりしたまま肩を落としていた。

　しかし、2日目では待望の1番車をゲット。「私、1番車か7番車か、はじ・はじが多いですよね…。でも、好きな車番なので2日目は良い位置でレースをして、明るいコメントを出したいですね」と最後の最後に笑顔を見せてくれた。