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【青森競輪】比佐宝太「北日本の開催だから緊張するけど、自分の走りをする事だけ考える」

2025/10/27(月) 17:22 0 0

27日から青森競輪場で「ノースランドC スピチャン杯(FI)」のS級シリーズが開催されている。2日目の28日に行われるS級準決勝12Rに出場する比佐宝太に話を聞いてみた。

「7車と9車では全くの別物である事が分かりました」と話した比佐宝太

 初日は人気対抗格として4車ラインを組み、正攻法から突っ張る。番手の仕事人・紺野哲也には差されたが、しっかり粘り切って2着となった。

 まずは予選の走りを振り返ってもらうと「突っ張りは作戦どおり。しっかり主導権を取る事ができました。ただ、紺野さんにあれだけ(2回のブロックで)仕事をしてもらえたからです。これで初めて予選を突破する事ができました」と目元を緩ませながら話す。

 今期からS級に昇級してどうなのかを聞いてみると「やっぱりスピードが違いますね。まだ自分は一般戦レベルでしか走れていないけど、それでも強く感じる。記念は2場所走らせてもらいましたけど、7車と9車では全くの別物である事が分かりました。記念だと先行しようと思っていてもさせてもらえないし。緩めたりすると直ぐ来るし、自分のレースをさせてもらえなったですね」と言う。

 もう1点はS級点に関しての事だが、あと1点弱点数を上げないとA級へ降級となってしまう現状だ。

「そうなんですよね。点数の事は分かってはいますけど、それを考えてしまうと自分のレースができなくなってしまうじゃないですか。今は『点数は取れたら取れたで』という感じです。今までS級で走ってきて、ようやく『これならやれるな!』という感触を得られたので、このままのスタイルでやっていきたいですね」と話してくれた。

 準決勝はメインの12Rでシード組の志田龍星山岸佳太が相手となった。

「志田さんと山岸さんですか…。強力ですね(苦笑)。ただ、気後れしても仕方がない。北日本地区の開催で緊張するけど、自分の走りをする事だけ考える。出し切ります!」と言って締め括った。(アオケイ・忍足記者)

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