2025/10/27(月) 17:22 0 0
初日は人気対抗格として4車ラインを組み、正攻法から突っ張る。番手の仕事人・紺野哲也には差されたが、しっかり粘り切って2着となった。
まずは予選の走りを振り返ってもらうと「突っ張りは作戦どおり。しっかり主導権を取る事ができました。ただ、紺野さんにあれだけ(2回のブロックで)仕事をしてもらえたからです。これで初めて予選を突破する事ができました」と目元を緩ませながら話す。
今期からS級に昇級してどうなのかを聞いてみると「やっぱりスピードが違いますね。まだ自分は一般戦レベルでしか走れていないけど、それでも強く感じる。記念は2場所走らせてもらいましたけど、7車と9車では全くの別物である事が分かりました。記念だと先行しようと思っていてもさせてもらえないし。緩めたりすると直ぐ来るし、自分のレースをさせてもらえなったですね」と言う。
もう1点はS級点に関しての事だが、あと1点弱点数を上げないとA級へ降級となってしまう現状だ。
「そうなんですよね。点数の事は分かってはいますけど、それを考えてしまうと自分のレースができなくなってしまうじゃないですか。今は『点数は取れたら取れたで』という感じです。今までS級で走ってきて、ようやく『これならやれるな!』という感触を得られたので、このままのスタイルでやっていきたいですね」と話してくれた。
準決勝はメインの12Rでシード組の志田龍星と山岸佳太が相手となった。
「志田さんと山岸さんですか…。強力ですね(苦笑)。ただ、気後れしても仕方がない。北日本地区の開催で緊張するけど、自分の走りをする事だけ考える。出し切ります!」と言って締め括った。(アオケイ・忍足記者)