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【四日市競輪・ルーキーシリーズ】脇本雄太の弟子 岸田剛「いつか一緒に走りたい」

2022/05/26(木) 17:45 0 2

4月から6月にかけて全4戦行われる「競輪ルーキーシリーズ2022」は、27日から四日市競輪場で第3戦が始まる。11R男子新人戦予選1に出場する岸田剛(きしだだけし)に話を聞いた。(取材・netkeirin編集部) 。
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四日市シリーズでは決勝進出を狙う岸田剛

 科学技術高校時代の恩師小林郁弥の勧めで、岸田は名門・鹿屋体育大学自転車部へと進んだ。同級生・長松大祐(23歳・大分=121期)だけは「競輪選手になりたい」と早々に進路を決めていたそうだが、真鍋智寛(23歳・愛媛=121期)と岸田は進路を決めきれずにいたそうだ。ただ大学2年の時にタイムが飛躍的に向上したことで、岸田は競輪の世界へ進む決意を固めた。なにより家族の理解と協力が岸田にとっては大きかったそうで、「やるんだったらがんばれ。徹底的にやってこい」と背中を押し続けてくれた。

 それから3年。いざ競輪選手になると次なる目標が誕生した。

「師匠の脇本さんと一緒に走りたい。前を走ってみたいですね。今はまだまだですが、一日も早くそのレベルになりたいです」

と、脇本雄太との師弟連係が当面の夢となった。

「師匠は今は伊豆が拠点ですが、そう遠くない将来に福井に戻ってくると聞いています。そうなったらナショナルチームの練習を取り入れることになるかもしれません…。緊張してきました」と喜び半分、おののき半分の表情に。

 福井開催の合間に師匠と話をしたそうで、「どういう自転車に乗っているのか、どういった栄養を摂っているかをうかがいました。脇本さんは毎朝欠かさずサラダを食べているそうで、早速自分も真似しました。おかげで身体がスッキリしてきました。腹筋もきれいに割れてきましたよ(笑)」と、まずは栄養面から脇本イズムを取り入れる作戦だが、実は隠れスイーツ男子だそうで「はい、イチゴのタルトに目がなくて…。あのサクサク感がたまらないんです」と目尻を下げた。

 松山シリーズの最終日は一般戦だったが「タイミング良く抜け出せませた」と自慢の先行力をいかんなく発揮。四日市シリーズでは「決勝に乗りたい」と強い決意を語ってくれた。隠れスイーツ男子の岸田が脇本イズム全開で風を切る。

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