新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。22日は「ファーストクォーター」ファイナルラウンドの準決勝と決勝が行われた。

　準決勝は3レース行われ、以下の6名がそれぞれ2着以内に入り決勝進出を果たした。

準決勝A
1着 朝倉智仁(22歳・茨城=S1)
2着 岡村潤(40歳・静岡=S1)

準決勝B
1着 後藤悠(27歳・岩手=S2)
2着 天田裕輝(37歳・群馬=S1)

準決勝C
1着 藤井昭吾(36歳・滋賀=S2)
2着 鹿内翔(36歳・青森=S1)

　なお、準決勝Cで1番人気だった渡邉豪大(32歳・福岡=S2)は落車棄権に終わった。

　勝ち上がった6名で行われた決勝では、藤井昭吾が1着、朝倉智仁が2着、鹿内翔が3着に入った。3連単は③-①-⑤で2,450円という配当だった。

　レースは3番手スタートの藤井が残り2周半過ぎに先頭まで上昇すると、そのままペースアップしてロングスパートの先行。後続が仕掛けられないままレースが進んでいく。最終バックまで来ると朝倉が3番手から発進するが、2番手の鹿内の横で外に若干浮いてしまい追撃はここまで。結局、2周以上逃げた藤井がそのまま押し切り2度目の優勝を果たした。

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