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【PIST6】探求心尽きぬ頭脳派・駒井大輔「大学時代から書き溜めたノートは100冊以上になる」

2022/05/14(土) 11:50 0 2

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で13日、「PIST6 Championship」ファーストクォーター ラウンド7が開催した。最終日を走り終えた駒井大輔に話を聞いた。

駒井大輔

 気がつけば、いつも検車場には一人の選手がいる。自転車と向き合い、入念にセッティングを調整しているは頭脳派レーサー・駒井大輔である。地区や期別、さまざまな枠を超え、多くの選手へ積極的にアドバイスを求める駒井。今節も前検日から、オリンピアン・小嶋敬二や、ミスター大ギヤ・山田義彦らに何度もセッティングを見てもらっていた。

山田義彦にアドバイスを求める駒井

 助言に頷きながら、何やらノートに書き込んでいる駒井を直撃すると「ノートの中身が見たい!? き、機密情報ですから」と、きっぱり。“そう簡単には新人記者なんぞに見せてはくれないか…”と、記者が肩を落としていると「少しだけなら…良いですよ」と、ノートの中身を披露してくれた。

「主にセッティングの記録。部品の寸法などを記入しています。調子がイマイチなときに見返して、感触が良かったときのセッティングに戻してみたり」。駒井が言うとおり、手書きの図を用いた説明が細かく記入されている。

記者に明かされた『駒井ノート』の“機密情報”の一部。文字だけでなく手書きの図も丁寧に書かれている

『駒井ノート』は大学で自転車競技をやっていた頃から書き続けており、これまで書き溜めたノートは軽く100冊を超えるという。「これだ! という納得のいくセッティングは一生ないと思いますね。納得してしまえば、それ以上の進化がないのでね。試行錯誤の繰り返しです」と、探究心は尽きない。

「練習内容やレースの振り返りも書いています。先日、書き始めた当初の練習記録を見返したら、腕立て伏せ20回、腹筋10回しか書いていなかった(苦笑)。でも、今もそんなに変わらないかも。いや、もっと練習していますよ!」。

 続けて、「嫌いな人の名前とかも…っていうのは冗談です(笑)。周りの選手からは『デスノート』だとか噂されているけど、僕は自転車以外のことは一切、書いていないですからね!」嘘なのか本当なのか。真相は謎だが、時折、真顔で冗談を話す駒井に終始ペースを握られっぱなしの新人記者であった。(アオケイ・八角記者)


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