準決勝は6Rに登場。同期で同じ九州地区の田村大との対戦だったが、最終ホームからのロングまくりでブッ千切っての圧勝劇だった。

「思っていた展開とは違ったけど、最終ホームから思い切って行こうと思っていたし、決まってよかった。最後はタレてしまったけど、自分の距離ではなかったので。田村君とは仲がいいので、勝ててより嬉しいですね」と笑顔だ。

　決勝戦は他の同期が4人も優出し、九州地区からは何と6人も勝ち上がった。最終的な並びは邊見光輝・谷口力也ー山口龍也・林昴ー瓦田勝也・田村大ー高橋綜一郎となってコマ切れ戦の様相だ。

「田村君に勝てたのは自信になったし、また同期を相手に結果を出せれば言う事なしですね。でも、邊見君は在所当時よりもかなり脚が太くなっているし、この2日間の走りを見る限りは一番強いと思っています。だけど、自分の持ち味(ダッシュ)を出し切る走りができれば何とかなると思うし、やってやりますよ」と締め括ってくれた。(アオケイ・忍足記者)