2022/03/22(火) 15:45 0 2
阿竹智史は、弟子の犬伏湧也がルーキーチャンピオンで優勝。同県の太田竜馬も全日本選抜、ウィナーズカップと決勝に乗り良い仕事をしている。今までのラインへの貢献度を考えれば、ビッグレースで決勝に乗ればお膳立ては揃うはず。
「それには日頃のレースが大切になってくる。ここも選択肢は3つあった。宮本隼輔君と才迫開君の中国勢の後ろ、自分にも福島武士君が付くし自力勝負、西のラインで嘉永泰斗君。嬉しい悩みになったけど、やはりラインを大切にして中国勢。宮本君は松浦悠士君、清水裕友君以上のポテンシャルがあるからね」。
続いて太田竜馬のことも聞いてみた。僕自身、今イチ、太田の性格や走りを掴み切れないからだ。
「俺達にも太田は分からない(笑)。犬伏が出てきて、彼もさらに強くなったし、良い意味で意識している面もあると思う。ただ、そういうのも出さないけどね。マイペースだけど、しっかりした自分を持っているのは確か。相手に読まれない走りが逆に持ち味になっているから、ウィナーズカップのワッキーも、あの早駆けを読めなかったのかもしれない。その点、自分は分かりやすい競輪をやると言われている(笑)」。(町田洋一)