2022/03/13(日) 19:00 0 13
大垣競輪場で行われている「水都大垣杯(GIII)」は13日に最終日を終えた。注目の決勝戦は4番手を確保した平原康多が渾身の捲りで今年2度目の記念優勝を達成。18日から行われる宇都宮のウィナーズカップ(GII)に弾みをつけた。ここでは1着〜3着に入った選手のレース後インタビューを紹介したい。(netkeirin特派員)
1着 平原康多
車番が悪かったので厳しいレースになると思っていた。あの位置(4番手)が取れたのは運。北日本の先行というのは頭になかったし、順番、順番で動いて前の方に攻めた結果です。あの(菊地圭尚の)番手捲りも想定外。タイミング的には最悪でしたね(苦笑)。記念優勝はこれで29回目? 1回1回数えているわけではないし、その時その時のレースを一生懸命走っているだけ。このあとのウィナーズカップも万全の状態で行けるように、少ない日数の中でも練習やケアをしっかりしたい。
2着 山口拳矢
初手の位置は作戦通り。1回切って、流れの中で考えようと思っていた。唯一の誤算は最終1コーナーで郡司(浩平)さんにしゃくられたこと。あれでタイミングが大幅にズレた。前が踏み合ったときは内も考えたけど、渋滞している感じがしたし、外へ行くしかないなと。さすがに平原さんまでは遠かったですね。今回は久々の実戦でも決勝まで来られたし、内容には納得していないけど、上出来だと思います。
3着 岩本俊介
郡司君にしっかり付いていくのを第一に考えていました。あの展開から外は無理だし、待って、待って、内に行かせてもらいました。郡司君の後ろはほんと勉強になりますね。ひとつひとつの動きをとっても自分には真似できないものばかりだし、この経験を今後に生かしていきたい。