「TIPSTAR DOME CHIBA」で行われている、新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。13日は「ZERO ラウンド10」の準決勝と決勝が行われる。

　準決勝は3レース行われ、各レースの上位2名が決勝に進出。予選と準決勝で敗れた選手は、それぞれ順位戦・順位決定戦に進むことになる。

　準決勝Aは「ZERO」ラウンド8の優勝者曽我圭佑(27歳・熊本=S2)、予選連勝の中本匠栄(34歳・熊本=S1)、「ZERO」ラウンド4覇者神山拓弥(35歳・栃木=S1)が相まみえる好カード。この中では一番前からのスタートとなる曽我が若干有利に思えるが、マークしてきそうな神山の逆転も十分あるだろう。

　準決勝Bは、タイムトライアル2位で予選連勝の齋木翔多(23歳・静岡=A1)が中心の構成。前回は準決勝で失格に終わっただけに、まずは決勝進出が目標となる。2次予選で曽我を降しで1着だった森川康輔(24歳・岐阜=S2)が相手の筆頭。

　準決勝Cは3節連続完全優勝を目指す山田義彦(35歳・埼玉=S2)が断然人気。「ZERO」ラウンド5の決勝で山田に次ぐ2位だった大石剣士(26歳・静岡=S1)が対抗格だが、今節は2着続きでありここでの逆転は考えづらい。

　デイ開催となる準決勝の1レース目「準決勝A」は13時50分、ナイト開催となる決勝は20時25分発走予定。

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