2022/03/12(土) 21:00 0 3
初日は別線の捲りに乗り外を鋭く伸び3着、準決は中団から捲り上げ2着と前場所のいわき平に続いての優出を果たした田中誇士。
「一度山田君を送り出して中団からの組み立ては作戦通りだったが、ペースで駆けていたので仕掛け処が難しく、結果自分だけ届く走りになってしまい、内容は満足いっていない」と不満げな表情。
「自分はレースが詰まっているほうが調子が出るのですが、今年はまだこれが4場所目。中止などもあって調整も難しいが、前回に続いて優出出来たし、脚の感じはよさそう」と好調ぶりをアピール。
決勝は南関が1人となり、田中は単騎での競走を選択した。
「地元の吉田さんは栗山さんに行くんですね。栗山さんとは同期なので空いていたら連係したかったのですが…。それなら自分は単騎で気楽にやります」。
「単騎での競走は嫌いじゃないし、前回のいわき平も決勝は単騎だった。その時は自分のやりたい事を出来なく悔しい結果だったので、今回こそは一発を狙いたいですね」と意気込んだ。
人気は5連勝中の栗山に集まりそうだが、穴党は田中の一発に期待しているに違いない。(アオケイ・松野記者)