小倉競輪場で8日に開幕したFIシリーズ「創刊55周年記念九州スポーツ杯」。前走の取手決勝を見事な逃げ切りVを収めた石井洋輝に話を聞いた。
「前回の取手の決勝は単純に2分戦で相手(矢口大樹)に対してホームから一気に行けたし、本当に恵まれですよ」と本人は謙遜。しかし、点数上位の相手を封じ切ったのだから文句なしのVと言える。今回の小倉でも”ひと暴れ”の予感がする。
「小倉は室内バンクだし、スピードを上げてしまえば何とかなると思っていた。一周半ほどもがいて、最後に踏み直しができているし、調子の良い証拠ですね」と満足げな様子。
付けていた岩崎将士に「ドンドン上がっていく感じで本当に強かった」と言わしめただけの力強い走りだった。特選組との対戦になる準決の走りに注目だ!(アオケイ・真島記者)