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【瀬戸の王子杯争奪戦】橋本瑠偉と金ヶ江勇気の佐賀コンビ

2021/03/06(土) 14:00 0 1

6日、広島競輪場で開催されている「瀬戸の王子杯争奪戦in広島」は3日目を迎えた。1レースを出走した橋本瑠偉と4レースを出走した金ヶ江勇気に話を聞いた。

今日の走りの出来栄えを振り返る橋本瑠偉(上)と金ヶ江勇気(下)

 橋本瑠偉は「今日は僕の苦手なシッティングからの先行だったのでキツかったですね。最後の直線がメッチャ長く感じました。でも粘れたし明日に繋がります」。

 私生活ではどうかと尋ねてみると「知っている人もいると思いますが、嫁は元ガールズケイリン選手の石井菜摘。今年の1月6日に長男が産まれました。結婚した時もそうだけど、子供が産まれると、なおさら頑張らないとって気持ちが入りますね。」と意気込みを見せた。

 橋本瑠は学生時代から超エリート。高校時にスプリント国体2位、明治大学時には坂井洋を破ってスプリントで優勝も。
「今は武雄で主に佐々木翔一さんとかと練習しています。僕はまだウェイトトレーニングとかはやっていないですね」。
得意のスピードを活かしたカマシ・捲りに、この後ウェイトトレーニングでトルクが付いてくるとGI戦で九州を牽引する大型自力選手に成長するかも。

 一方、4レースを走り終えた金ヶ江勇気は… 「何でこんな僕に取材? もうメンタルはボロボロです。今の僕の心はチョークのように柔らかい(笑)。信じられないかも知れませんが、朝のアップからメッチャ調子良かったんですよ。これは行けるってヒデさん(山田)にも言ってたのに…。気持ちが入っていた分、凹みます。」と言いつつも橋本とお茶目な写真を撮らせてくれる金ヶ江。

 この明るく気さくな性格が彼の持ち味だろう。最終日も気持ちを切り替え元気な走りを見せてくれるはずだ。
(アオケイ・梅田浩行記者)


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