2021/03/03(水) 19:00 0 0
今期になって初のS級昇格を果たした寺沼将彦。
ここまでは4場所走って予選を突破したのは立川記念の1度だけと苦戦している。「S級はスピード感が違う」と本人も険しい顔で話すが、それでもレースを見ていると厳しい位置取りやヨコの動きも使って『攻めの姿勢』は見せている。
「本当に少しずつですね。急によくなることはないけど、少しずつキッカケを掴んでいきたい。前々に攻める気持ちだけは失わないように」と気合は十分。
さらに2日の前橋ミッドナイトで弟の拓摩が優勝。
「タイミングも完璧だし強かったですね。興奮して俺が寝られませんでした(笑)。次男の伊織も三男の拓摩も必ずS級に上がってくると思う。それまでに俺が力を付けて、いつかは地元記念で一緒に走れるように」と力強く語ってくれた。
悩める長男は奮起の時期。失敗を恐れず攻めのレースで活路を開く。
(アオケイ記者)