2021/12/23(木) 11:00 0 1
日本競輪選手養成所の121回生(男子)の早期卒業認定となった中野慎詞候補生は小笠原光の弟弟子にあたる。小笠原は、中野候補生が養成所に入る前から「弟弟子にめっちゃヤバい子がいるんですよ!」と周囲に語っていた。
「まだデビューもしていないですけど、とにかく強いです。僕なんかとは次元が違うくらい(苦笑)。しかも師匠(佐藤友和)とは彼が小さい時から知り合いだったみたいなので、なんなら慎詞の方が兄弟子みたいな感じですよ(笑)」
かく言う小笠原も初日は前受けからの突っ張り先行で後続をちぎる完勝劇を演じ、兄弟子の意地を見せつけた。
「(蛇行が)ちょっといらなかったかもしれないですけど、最近徹底先行の相手と戦うことが多くて、その経験を生かせたかも。それに僕自身の調子も良さそうです」。
弟弟子に負けていられない兄弟子が、大激戦の準決勝8Rも突破してみせる。(netkeirin特派員)