レースは単騎の伊藤勝太がいたが小堺浩二とのほぼ2分戦。「ハコ狙いだった」という小堺は先に切って飛び付く気が満々だったが、蒔田に仕掛ける素振りがなかったため拍子抜けしたという。

　蒔田は「鐘前の2角でしたね。見すぎてしまいました…。ホームで変な流れになったけど慌てて踏んだらまったく車が出なかった。後ろに申し訳なかったです」と肩を落とした。

　準決10Rは同県の大人物、海老根恵太に前を託され名誉挽回のチャンスが訪れた。「新田(康仁)さんか海老根(恵太)さんのどちらかと一緒かと思っていた。どちらでもヘビーだと覚悟していたし、初日の分まで思い切って行きます!」と気持ちを新たに心血を注ぐ。